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イチゴと狐課題2
投稿日:2011/11/9
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イチゴと狐課題2
●15ヶ月間で達成する目標を実践する方法
目標を達成するための実践する方法を書くにあたり、前回の課題である「リーダーシップと自身の目標との関係」で書いた内容をもう一度整理し、書いてみる。
私の考えるリーダーシップのある人とは、人格、実行力、設計この3つを備えている人だと考える。リーダーシップというのは1人で行うものではない。周りの人を巻き込み一緒に行動に移していく。そのためには、周りの人から認められ、自分と一緒にやりたいという気持ちを持たせないといけない。それは、そう意図してやるものではない。日ごろからのその人が行っている行動言動からでてくるものだ。
リーダーになるにおいては、常に相手のことを考え、相手の立場に立って物事を考え、相手の話を聞いてあげる。そして、一緒に悩み考えてあげる。
会社や自分の目標を達成するために、目標に向かって誰よりも前に突き進んで実践し、行動していく力。そんな姿を通し、周りの人を巻き込んでいくのだと思う。
そして、未来を設計し、その現状を分析していくことが設計力だと思う。その中には時間も考慮していく必要がある。限られた時間をどう使い、行動をするためにも時間をコントロールできるようにならないといけない。
この内容を踏まえて、私が15ヶ月間で達成したい目標は、「成熟した女性に近づくこと」だ。ただこれは漠然としている部分がある。これまで私が思い浮かぶ目標や言葉は、良い女性、良い母、良妻賢母、自身を持つなど。すべて漠然としていた。何でいつもこのような内容が思い浮かぶのか考えてみた。私にとって家族とは、母とは、女性とは。明確な何かは私の中にまだ無いのではなかろうか。そこに目が行くのは、ちゃんとした自分のなりたい像がないからなのか、それとも他の人よりもそうなりたいという思いが強いからなのか。きっと両方だろう。だから誰でも当たり前に考えるようなことを目標としてしまうのではないか?でも、思ったことは、それでもやはり今の私はちゃんとした一人の女性になりたいという思いだった。ただ、そこに行動が伴わないため何も変わらない。今の私は自分の年よりも少し下に見られる。理由はいろいろあるだろうが、大きなものとしては落ち着きがなく、散漫した状態からそう見えるのではないかと思う。人はその年齢にあった行動をしていくべきだが、そうなれていない今の現実。すぐに変えることは難しいだろう。だから、私は成熟した女性に近づきたいと感じる。
私の考える成熟という言葉にはいろんな意味が含まれており、知的、賢さ、賢明、落ち着き、配慮、抱擁力、母、姉、妹などである。ならば、成熟した女性になるためにはどうしたらいいのか?まず必要なのは、学習とぶれない意思だと思う。何をするにおいても、自分の中に何の知識も経験もない状態では人にも影響を与えられず、言葉を発しても説得力がなく、自分の知っている簡単な内容しか話すことができない。人に影響を与えていくためには、まず自分がちゃんと知っていないといけない。自分が常に学ぶ姿勢を持ち、学習する。一生教育という言葉があるが、人は死ぬまで学ばないといけない。その中で、知識は勿論、対人関係を創るための能力も育てていく。そして、自分の中でぶれない強い意思を持つこと。今の私は良いことを言われるとそれが正しいと思ってしまう。もしかしたら違うかもしれないのに。そうやって自分の意見が変わることも多い。良い面もあるが、悪い面もある。だから自分の中に、変わらない強い軸が必要だ。その軸を元に、物事を判断し、決断していくようにする。
この目標を達成するために、2012年の実践方法としての私の中でのプロジェクト名は。「ビタミン100」。2012年は本を100冊読む。もう既に15ヶ月ないので単純計算でいくと1ヶ月に7~10冊読むことになる。ビタミン100にした理由は簡単だ。まずは一旦知識を入れる。今の私には知識、経験が不足している。知識をまず入れ、入れる、入れる作業をしていくと私の行動や、言動も変わってくるだろう。今まで目標として、何度か読書をあげたことがある。しかし、長くは続かなかった。めんどくさがりやの私にとって読書とは今だから少しづつ読むようになったものの、本来小説しか読まない人だった。読むのが遅く、内容も難しいとすぐ理解ができない。そんな中この目標を達成させることはかなりの意思を持たないとできない。でもやる!来年1年間は私自身の変化成長に時間と労力をささげていく。そして、2013年を迎える時には今よりもっと成熟した女性に近づいていることを考えながら2012年を過ごそう。
●私の主題
イチゴと狐で15ヶ月間で達成する目標に「成熟した女性に近づくこと」と書いた。そこに一歩近づくために、来年は100冊の本を読み、知識をまず入れることに決めた。
私の考える成熟した女性の成熟とは、人の心が十分成長することを言う。成熟という言葉の中に、いろんな意味が含まれている。知的、賢さ、賢明、落ち着き、配慮、包容力、安心、母、姉、妹などである。他にも様々な要素が含まれていると思うが、今私の感じる成熟といって思い浮かぶことはこれらである。
ここではこの成熟の持つ意味について辞書的な意味も含んで書いてみる。
知的→知識、知能。経験または、教育を通して人が獲得した専門的技能、ある主題についての理論的または、実用的な理解。事実や状況を経験することで得られた認識など。
賢さ→頭の働きが鋭く、知能に優れている。利口であり賢明な人。抜け目が無く要領の良い人。
賢明→賢くて、物事の判断が適切である人。
落ち着き→何が起きても気持ちや態度が物事に動じないで、安定した状態にあること。そのような状態・態度。平静さ。
配慮→人に対する心づかい。自分のことは後回しにし、人のために行動する人。
包容力→広い心で相手を受け入れること。過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を受け入れることができる心の広さ。
安心→気掛かりな事が無く、心が落ち着いていること。
母→子供のしたことを全て受け入れ良い道を示してあげる。時には叱り、励まし、教え、共に成長し、帰る場所として存在している。
姉→下の弟妹の面倒を見て、姉としてお手本になろうとする。しっかりもので、先頭を切って物事に対処していけるお姉ちゃん。
妹→上の姉兄がいるため、甘えん坊。でも、上の子達のやることを見て真似して、一番要領の良い妹。
とこのようなことが思い浮かぶ。
他にもたくさんの要素があるだろうが、ここに挙げただけでもたくさんあり、一つ一つを完璧に自分のものにしていくのは至難の業である。
多くの女性が理想とする女性像だと思うが、この一つ一つがちゃんと自分の身になり、自分が形作られた時、魅力のある一人の女性として存在できるのだと思う。
それは、自分で魅力があるというのではなく、周りの人誰が見てもそう感じられる時に成熟した女性と言えるだろう。自分の中での一生の課題であるが、一歩づつ近づけるように努力していく。まずは、知識の投入から。
●何故原本CDが29,400円なのか?
原本CDがなぜ29,400円なのか?そのことについてあえて考えることがなかった。
ライフスタジオで一番のメイン商品となっている原本CD。この29,400円にはどのような内容が込められているのか考えてみる。
一般的に商品の価格を定める時に考えること。商品の原価、制作費用、送料、人件費、梱包材料費などが上げられるだろう。その中で、原本CD一枚に込められている、内容を考えてみる。
原本CDの構成要素として、75カットの写真、撮影時間1時間半、撮影者、コーディネータの人件費、CDの原価代がある。原本CDは、アルバムやフレームなどとは違い、デザイナーによるデザインや、製造会社での製造過程がないため、撮影に来られたその時間内でお渡しすることができる。単純に29,400円と聞くと、決して安くはない金額だ。しかし、この内容を見てみると29,400円と聞いた時、高いとも安いとも感じないのではないか。ただ、この原本CDに価値がなければ高い商品になる。
まず、写真を撮るからには、写真の技術は勿論必要で、良い写真でなければならない。しかし、私たちは写真だけを良いものにしたいとは考えない。そこにいる時間を共に楽しみ共有したい。そして、その日1度だけ来ていただくのではなく、また次も来て頂くことを待っている。そのために、その時間を大切にし、お客様と親身になり、楽しい時間を過ごして頂けるよう自分達も楽しみながら撮影に望む。そのように、カメラマン、コーディネータ、お客様が一緒に創り上げた75カットの写真に価値があり意味がある。そう考えると、29,400円という価格は適切であると考えられる。
また、企業戦略の一つとも見ることができる。
ライフスタジオは特に公告を出したり宣伝をしたりしていない。お客様に撮影をしていただき、満足していただいただけ、お客様からお友達に口コミで広がっていった部分も大きいだろう。そうしてライフスタジオ。といった時にすぐに思い浮かぶ言葉は幾つか上げられる。
・ハウススタジオ
・子供の自然な姿をとる
・75カットのデータが29,400円
・3着ほどの衣装に着がえて撮影をする
など。簡単にパッと浮かぶのはこのようなことではないだろうか?
そうした時に、この原本CD29,400円というのは、言葉で伝えるには覚えやすく、30,000円には満たず、高くも安くもない適切な数字であるように思う。ライフスタジオを知らなかった人でもこの内容だけで、なんとなくライフスタジオのことをイメージしやすくなるだろう。そこに説明がプラスされると、少し興味を示してくれたりし、なんとなくでもライフスタジオのことを知るようになる。
これは、ある意味企業戦略の内の一つとして考えられるのではないだろうか。多大な公告をせずとも、お客様により少しずつ広まっていくこと。しかしこれもまた、ただ写真を撮りお客様と接していくだけでは難しい。私達の望む『人生の写真館』になろうとせず、ライフスタジオに価値がなければお客様もあえて話さないだろう。私達スタッフ一人一人がお客様とどんな関係をつくれたかによって決まる。良い関係を築き、みんなが一つの空間で自然な姿で一緒に楽しむ。それができた時に、そこに価値が発生する。そのように発生した価値は私達スタッフは勿論お客様の中にも同じ価値が芽生え、共にする喜びを感じて頂けるのではないだろうか。このような面を見た時に、一つの企業戦略とみれるのではないか。
まだまだ原本CDの持つ意味はあるだろう。これを機会に、ただ原本CDだと過ぎるのではなく考えていかないといけない。
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