小学生の頃自転車で10分ほどいった所に、児童館と図書館、少し大きい公園があった。昔は友達とゲームをして遊ぶというよりは外で走り回って遊ぶ事がおおかった。

毎週週末になると、児童館で遊び、4時頃になると、図書館へ行って本を借り、公園にいっていた。公園にはアスレチックがあり、そこでしばらく遊ぶ。公園には大きな木がたくさんあり、いつもてっぺんに登って借りてきた本を読んだり、おしゃべりしたりした。小さな子供が自転車のイスに足をかけ、手の届きそうにない木の枝に飛び乗り、登っていく。あの頃はそれがとても楽しかった。てっぺんから見る景色は凄くきれいで空気もおいしく、自分がこの世の1番になった気分がしていた。子供は純粋だ。そのままを受け入れる。今の子供達。みんなそれぞれ違うけれど、小さいころからたくさん動き回って、自然に触れて育てたい。ふとそんなことを考えた。