この人類には国籍という名の資格がある。 その国に生まれ、親がその国の国籍だったから。生まれた瞬間に自分の意思とは関係なく決められてしまうことがほとんどだ。大きくなってから自分の国籍を喪失し、ほかの国の国籍に変えることもできる。でも、結局はどこかの国に所属している。 なぜ国籍というものがあるのか。たくさんある国々の中で、格国が持っている法律や、規制、風習など。それを守り、統治するためのものなのか。国籍は必要である。だけど、そこに執着しすぎてるのではないかと感じることもある。国が違うということは、生活環境、考え方、価値観において違う部分がたくさん生じる。だから、ある人を見ると、この人はどこの国のひとだ。とか、いう話になるのだと思う。でも、人として生まれたことには変わりない。人を変えるのは、回りの環境や関わってくる人々、国の情勢など。 国籍がどーの、国がどーのといっているから戦争はなくならない。 国籍なんてなければいいのにと思うときもある。でもなくなったらみんなばらばらになり、混乱が生じるとも思う。 国籍の持つ意味とは。国籍のない世界とは。 私の夢見る世界とは。国という壁がない地球。