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ライフイズビューティフル
投稿日:2010/4/6
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先日「ライフイズビューティフル」という映画をみました。
当時話題になった、とても有名な映画だということで、名前はきいたことがあったものの、今だに見たことがありませんでした。
ナチスドイツの時代、強制収容所に連れて行かれてしまった家族のお話です。
奥さんはユダヤ人ではないので、強制収容所へいかなくて大丈夫だったのに、自分の夫と息子が連れ去られていくことを知り、自分も行くといいます。
強制収容所では男女がわけられ、老人と子供はシャワーを浴びるといわれ、そのまま毒入りシャワーで死んでしまいます。大人はつらい労働をさせられる。
そんな絶対明るい話題になりようのないこの状況下で、父は息子にひたすら希望を与えるのです。ゲームに例え息子が不安をいだかないようにし、息子もその言いつけをちゃんと守ります。と同時に、同じ強制収容所にいる妻への励ましもしていくのです。
このお父さんの家族を思う愛にただ感動するしかありませんでした。
自分が死にそうに苦しいとき、家族のために笑顔でいる。うそが現実になる。
結局、お父さんは最後に亡くなりますが、お母さんと、子供は再会します。
そこがまたうれしくも、悲しいのです。この家族愛。これが本当の家族愛なんだと思わされます。
人のために何かをしたい。口で言うのは簡単です。それを実行していくのが難しい。まず一番近い存在では家族と考えたときに。自分の家族のことを考えてみました。
最近の私は悪い娘であったなと、いろいろ思い返しているうちに気づきました。
人を大事にする人は何でもできるし、どこに行っても大丈夫。
今までの自分は人を大事にしてきていると思っていた部分がありました。
でもそれは、うわべだけだったのかもしれない。そんなことを思うと切なくなります。が、もし実際そうであったなら今さらそれをどうこういうことはできません。
この映画に気づかされたこと。まずは、家族に。娘として何ができるのか。姉として何をしてあげれるのか。さっと体で動ける私になりたいと心から思うのでした。
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