テレビをつけると、何の番組だかはわかりませんが、各国の世界地図を集めて解説をしている番組がやっていました。 それぞれ自分の国が中心になっていて、国によっては地図の中の国の色がちがったりと、いろいろ話していました。 それぞれ国の内情はちがい、今まで歩んできた歴史の道のりも違い、その中で、衝突し争い、助け合いながら、今のこの世界になっています。 今もなお領土問題で争っている国のことを伝えたり、最後には宇宙から撮った地球の写真が映し出されていました。そこには国の国境も何もない。全ての国はひとつの同じ地球の一部。ということをつたえていました。   何人だとか、どこの国だとか、そんなことは関係ない。みんな同じこの青い地球に住む住人の一部であり、先祖代々をひたすらたどっていくと、同じ先祖に結びついていく。そんなことを思い出させてくれました。 いつも忘れがちである、大切なこと。自分がいっぱいいっぱいになって大変だと考えられないことを、ふとした瞬間に思い出し、考え直す時間が持てることは大事なことです。そんな時間がこれからふえたらいいなと思います。