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☆アラジン☆

投稿日:2019/7/28

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実写版『アラジン』。

ここ数年、漫画やゲームの原作を実写版映画化したものをよく見かける。

原作が良いから、実写版映画化された時に原作を超える作品になることは簡単ではなく、個人的には、実写化しなければよかったのに。と思う作品がほとんど。

 

最近、ディズニーでも実写化することが増えてきている。

以前見た「美女と野獣」は私としては、とても良かった。内容もディズニーの原作とほぼ同じで、出演陣も違和感なく、歌もストーリー展開も、背景の描写もステキだった。

 

今回は、「アラジン」。一言で、「感動と、勇気と夢を与えてくれた」!

この「アラジン」も原作とほとんど同じように作られていたけど、やっぱり、歌と背景の描写が素晴らしい。そして何よりも、俳優陣の演技力。特にジャスミンの歌の場面は、心にずしんとくるものがあり、ただディズニーの作品を見ているというよりも、1人の女性の人生史を見ているかのようだった。

 

一番心に響く歌詞の一部↓

「スピーチレス~心の声」日本語版[ディズニー・スタジオ公式]から

「ただ黙っていることが賢い生き方と教えられてきたけど。間違いとわかった。今声をあげよう。誰にも邪魔はさせないから。私はもうこれ以上黙っていられはしない。心の声あげて。叫べ。どんなに裏切られてもそうよ、負けない。声をあげて叫べ。」

 

この歌からは、女性だから王になれない。周りに合わせていくこと。知っている事と現実は違ったという事。出しゃばらず、黙って生きていく事。何が正しく、何が正しくないのか。人を騙し、騙されながら生きる事。正しいと教わってきたことが、実は違い、自分の意志で立ちあがった、ジャスミンの心の思いが全部解き放たれた瞬間のように思えた。

 

自分が大切だと思う物は何なのか?それを守るために自分は何をするべきなのか?今の自分はきちんと生きていると言えるのか?自分を縛りつけているのは何なのか?結局、いろんな目を気にして、何もできないように。不自由にしているのは自分の心。

この短い歌の中からたくさんの質問がとんできた。黙っている事が善ではないということ。時には、声にだすこと。その声をきちんと持つ事。一緒に見ていた子供たちを見ながら改めて強く思う。大人がしっかりしていかないと!

 

ジャスミンの表情、目つき。声のトーン。どれも心ふるわせられた。

正しい意識のある人の元には必ず人は集まってくる。一人一人の意志が集まることで何かがうごくようになる。

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