劇団四季のライオンキングを見てきました。

私の中で、ディズニー作品の中でも5本の指に入る好きな作品です。

 

ミュージカルや舞台、コンサート、演奏会など。生で見て聞くことが好きですが、頻繁に1人ではなかなかいけない私です。

そのため誰か一緒にいく人がいたら行くというスタンスでした。

 

劇団四季のライオンキング。実は今年で、20周年だそうで。成人式を迎える年の子と同い年なライオンキングでした。

こんなに長い間、沢山の人に愛されずっと上演されるって素晴らしいことです。

劇団四季は数年前に、美女と野獣を始めて見に行き、それっきり見に行く機会がありませんでした。

ライオンキングのミュージカルは、4年前に旅行で行ったブロードウェイミュージカルのライオンキングを見て、2回目。ブロードウェイは英語なので、細かく何を話しているかわかりませんでしたが、何回もDVDを見ていたので、大体の内容は分かっているつもりでした。今回、日本語で聞いて思ったこと。やっぱり、言葉がわかるのは、伝わる意味もダイレクトに響きます。

オープニングが1番感動です。

いろんなミュージカルがありますが、ライオンキングが違うのは、全て動物の役を演じるということ。

いろんな動物を人間が演じている。席も前の方だったので、役者さんの表情もよく見えました。

体をしなやかにまげながら、細かい動作を演じ、１つ１つ細かい表情の動きで、感情の表現がされていることに驚きました。

主役の役者さんだけでなく、舞台にでている全ての役者さんが、とても笑顔で、表情豊かに演じている姿は、人間の表現力の限界を壊しているかのように伝わってきます。

だって、動物の仕草を表情してるんですもの。

特に、ヒョウを演じていた2人の女性の顔の角度と表情は最高です。素人から見て、少しの傾きと、目、ほっぺ、口、鼻の動き。役者さんの顔からヒョウの顔が棒で繋がっていて、役者さんの細かい動作がそのままヒョウの顔の動きを与えます。メインではない役ですが、こんな一人一人の細かい動きぐ集まって、全体が作られ、そして、ステージいっぱい使っての全体の動き。迫力あるとかそういう次元ではありませんでした。

好きな人が年間パスポート買う理由が分かります。私も欲しい(๑>◡<๑)

 

ライオンキングの内容も、自分とは何か。自分を見失ったシンバが自分の弱さを克服し、再び自分のいるべき場所へ戻り共に新しく出発するストーリーですが、ストーリーの良さだけではなく、私は役者さんの動きから目を離すことができませんでした。

 

年々感動する頻度が増えてきていますが、今回は感動を超えた、人間の表現力の限界を超えた何か‼︎を直に触れ、すごく満たされました。人は、研究し努力し諦めなければ、大抵の思っている大抵の事はできるのかもしれない。そして、それを周りに伝えることができる。人間の偉大さを感じる時間になりました。

 

劇団四季ではいろんな作品が行われていますが、全部の作品見たいなと改めて感じると共に、人の可能性を感じさせてくれた事に感謝します。