最近いろんなところから名前を呼ばれる事が多くなった。
それは、ついに開幕した「ピョンチャンオリンピック」のため。
何かの話の流れで、呼ばれたかと思い反応すると、私を呼んだのではなく、
オリンピックの話であったり、逆に私の事ではないだろうと思って反応しないと、
私の事を呼んでいたりと。
たまに、紛らわしくなったりもする。
ただ、どんな状況であれ、自分の名前と同じ言葉を多く耳にすることは、気分の悪いことではない。
しばらくは、この気分をあじわいながら過ごしていこう＾＾
 
4年に1度開かれるオリンピック。選手たちはこのオリンピックに出るため、
オリンピックでメダルをとるために毎日練習にあけくれ、その目標に向かって
ひたすら進んでいる。その挑戦の舞台が今始まる。
いつも思う事。スポーツ、音楽、楽器、絵。芸術には、言葉がいらない。
表現されるものを見て、人として感じるものはみんな同じである。
オリンピックは、一度に多くのスポーツを見ながらたくさんの感動をもらう。
選手たちのメダルをとって嬉しい、とれなくて悔しいという涙もあるけれど、
見ている私達は、その涙の流れている理由、ただその姿を見ているだけでも感動する。
それは、その人がこの日まで、どれだけの努力と忍耐、訓練、我慢、喜び、成功。
様々な姿を見て感じるからだと思っている。
何かに向かって動いている人は輝いている。どんな事であれ。
だから感動するんだと思う。美しいから。
 
オリンピックの開会式で、こんな言葉が話されていた。
「オリンピックで重要なのは、勝つ事ではなく、参加する事である」
―クーベルタンという方が言っていたという。確かにと納得がいった。
たくさんの国が参加するオリンピック。
今まで開会式をきちんと見た事はなく、今回初めて全部みた。
開会式の各国の入場している姿を見ていて、知らない国がたくさんあることを知る。
世界は広く、私が知っていることはほんの一部にも満たない。
選手が競技でメダルをとることも重要ではあるが、オリンピックを通して、
自分の知らなかった国を知り、その国がどんな国なのか、少しでも認識していけるということが
大切だと思った。
これから繰り広げられるたくさんの競技。たくさんの人間ドラマが繰り広げられる。
どの選手にとっても、悔いの残らないものとなりますように。
 
 
韓国の冬は寒い。特に1月～2月。
最近韓国は、マイナス20度よりも下がる事が多く、その寒さは想像できない。
ちょうど1月に韓国に行ってきた時、その時は少し暖かくなりマイナス10度まで下がらなかった。
2週間前に友達から写真が送られてきた。
「オンニほんとにいいときに来たね。今韓国寒過ぎて、ついにシャワーが凍った」と。

連日マイナス20度という報道がされていたため、オリンピックがちゃんと開催されるのか
心配されていたが、幸い開会式の温度はそこまで低くなく、無事に終えたようだ。
それでも、韓国の冬の寒さは骨にしみ、痛い。
現地にいる選手達、関係者の人達、観客の人達みんな、大きな怪我病気なく、
無事に閉会式を迎えられますように。ファイトです☆