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☆写真:私の知らなかった私の一面☆

投稿日:2018/1/28

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自分の顔は自分の目で直接見る事は出来ない。
唯一直接見えないのが、自分の姿。
鏡越しに、何かに移りこんだ姿、写真等。
それらを通して、視覚的に入ってきたものを見ることになる。
 
私達は自分自身について、どれくらい知っているのだろうか。
よく、自分の事は自分がよく知っている。
自分以外に自分の事をより知っている人はいない。
という話も聞く。そうだろうか?
今まで、自分と共に生きてきたのは、自分そのものであり、当たり前に自分自身の事を知っているわけだけれど、だからといって、全てを知っているわけではない。
(知っていたらそれはそれでよい事)
 
ライフスタジオで働いていると、写真を撮られる事が多くなる。
撮影練習や、撮影教育、プロジェクト等。
何かと、撮られる側になることがでてくる。
そんな時、ミンギョンさんが100人の女性を撮るプロジェクトを行うという話を聞いた。
「rhyme」というタイトルで、スペインにいるハルコと一緒に、行うプロジェクト。
様々な女性を撮っていきながら、その人1人1人の人生観、生き方を表してくれている。
テーマは「眼差し」。その女性から放たれる、言葉と眼差しから、ミンギョンさんが感じ取ったものを、写真と文章で表現してくれる。
(写真は全て、私からミンギョンオンニに向けた眼差し。オンニを見る私の顔はこういう顔だったと教えてくれた写真)
 
ミンギョンさんは、現在、外苑前にある「.with」を運営しており、ライフスタジオでも一緒に働いていたオンニだ。
ミンギョンさんの放つ神秘的なオーラと、時にとっつきにくい独特の雰囲気、歩み寄れた時の無邪気な笑顔。私にとっての、ミンギョンさんは、写真がうまいというのはもちろんだが、離れているけど、近しいお姉さんとしてあり続けている。
 
今回のプロジェクト100人の女性の内の1人として撮ってくださいとお願いした。
ミンギョンさんと知り合ってから、早くも7年くらいになるけれど、撮ってもらったことがなかったようだ。
今回の撮影は、ミンギョンさんと私と1対1で会話をしながらという撮影。
始めて撮ってもらうということに、少し恥ずかしくもあり、いざ自分が撮られるということにどこかこしょばゆい感じもした。
撮影という空間だったからか、いつもの会話というより、自分の思う自分、これからの自分、愛について。ミンギョンさんから質問されながら、話をしていくという雰囲気で行われた。
いつものような、食事をしながらの会話ではなく、仕事をしながらの会話でもなく、何か、今まで以上にミンギョンさんが私の中にずしっと入ってくる感覚を得た。
撮影が終わり、写真を見ている間中笑うしかなかった。
 
自分で言うのも恥ずかしいけれど、私はこういう風にも見えるのか!結構きれいに見える!という新しい発見ばかりだったから。数十カット撮ってもらった写真は、最初は、普段の見慣れた私の姿が映っている。でも、だんだんと、笑顔だけではない、まっすぐにカメラ目線で映っている写真が増えてきて、笑っていない写真も多くあった。
自分で思う自分の姿は、比較的笑顔で、常にぽけっとしているイメージであった。時に、真顔で黙っていると表情が怖いといわれる事はあったけど、ミンギョンさんが撮った写真を見て、初めて見る自分の姿に、嬉しさと悲しさが少しあった。
ひたすら会話をしながらとった写真だったため、ほとんど口が開いており、だけど、あまり笑っていない姿だったから。
ミンギョンさんからも、「チョンアは話す時笑わないね」ということを言われ、写真を見てもそうだったため、複雑な気持ちになった。
自分の思っていた自分の姿。自分では見えない自分の姿。
始めてみる自分の話している時の姿をみて、私の新しい面を発見した。
その姿はまぎれもなく私自身の姿であり、特に会話をしている時の自分の顔を見る事はほぼない。
自分では気付かないけれど、人から見られたときにする表情はこんな表情もあったのかとおもった。
私も普通じゃないかと。ただ笑っていたわけではなかったのねと。
 
写真は、一生残るもの。そして、その瞬間を切り取り、その人をあらわすもの。
ミンギョンさんが撮ってくれた写真は全てが私の姿である。
どの私も私だけれど、見慣れない私の多くの姿に、少しの緊張感と、新たな発見と、切なさを感じる。
こんな気持ちに気づかせてくれて、私自身を見せてくれて、ありがとうございます。
写真を撮るという事。人を撮るという事。その相手自身を引き出そうとする事。1つ1つの行為に意味があり、撮られた写真は、撮られた本人にとっての、人生の転機にもなるくらいのものにもなると実感した日。写真の魅力を1つ発見した日。正直、今の私にかなりの衝撃を与えてくれた。
 
私の知らなかった私の姿。教えてくれてありがとう。ミンギョンオンニ☆

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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