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Ishigaki.J
本社

石垣貞娥

’To be is to do’
- Jean Paul Sartre

存在するとは行動することである。実存主義の代表者であるサルトルが残した言葉です。

人間は常に何かしらの行動をとるが、それは全て自らの「選択」であるため、この行動に「責任」を取らなければならないと言います。

小難しい話を挟みましたが、人間それぞれが生まれ持っている「自由」を本当に発揮させるためには、具体的な「行動」と、それに伴う「責任」を果たすべきだという意味だと思います。

「自由な人になりたい」
これが自分が決めた人生の目的です。それをするために、普段どういうことを感じて、考えて、行動しているかをコツコツと残していく空間にしたいと思います。

町田在住 / 一児の母 / 本社

『みずをくむプリンセス』 絵本の紹介・おすすめ絵本ブログ~我が子の本棚vol.13~

2020/9/14

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暑い時はプールに入る。
のどが乾いたら飲み物を飲む。
汗をかいたらシャワーを浴びて一日の疲れをとる。

しかし、この当たり前のことがある国や地域では当たり前ではないかも知れない。この本にはアフリカに住んでいるある少女の一日が描かれています。
 

『みずをくむプリンセス』 スーザン・ヴァーデ 作・絵 / さくまゆみこ 訳 / さ・え・ら書房


「わたしは、プリンセスのジージー。

わたしのおうこく。

それは…アフリカの空。

とっても広いし、すぐちかくにあるから

てをのばせば、ほしだってつかめそう。」

 

果てしなく広がる空。

風と隠れんぼをし

大地と一緒に踊ることだってできる。

けれど、水を呼びよせることは出来ない。



だから毎朝

頭の上には

ティアラの代わりに

水を入れるツボを乗せて。



おひさまもまだ寝込んでいる早朝に家を出て、何時間もあるきお昼頃にようやく着いた川には濁った水をくむための長い行列が出来ています。

順番を待ちながら、女の子たちと遊んだり、喋ったり。やっと笑顔を見せてくれたプリンセスジージー。

絵本を読み終えた後、水のない生活について話し合ってみました。喉が乾いても、汗をかいても、水を飲むこともシャワーを浴びることも出来ない。そして、陽が登り沈むまで水を運ぶだけの一日。

 

水のない生活はどんな生活だろう


本を閉じてからしばらくして、5歳の娘は「…良い話だったね。」とつぶやきました。それから、「水のない生活はどんな生活だろう」と親子で話し合ってみました。のどが渇いても何も飲めないし、汗をかいてもシャワーが出来ない。洗濯物はたまり、ごはんを作ることもできない…。水のある生活のありがたさを改めて痛感しました。

「どのページが一番感動的だった?」と聞くと、娘が指したのは最後の「あとがき」の部分。理由を聞くと、これが本当の話であることと、世界的モデルになったプリンセスジージーが村に井戸を作って、もうみんなが歩かなくても良くなったということにホッとしたそうです。

「世界にはまだまだ水がなくて今日も水をくみに行かなければならない村の子供たちが実はたくさんいるんだよ。

娘は少し困った顔をして、考え込んでいました。

「いつの日かきっと、
うちのプリンセスが良い方法を見つけるわ」

ジージーのお母さんが言ってたように、我が家のプリンセスもきっといつか、良い方法を見つけますように…。

 



▼Writer : Ishigaki.J 
ライフスタジオで数少ない「働くママ」の一人。
現場での経験を経て、現在は本社でライフスタジオらしいマーケティングとコンテンツ作りに取り組んでいます。子育てと仕事の間で感じたこと、思うこと、分け合いたいことをコツコツと記録しています。

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