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千葉フォレスト店
「子供写真、ライフスタジオ千葉フォレスト店」着物撮影スペースの特色
投稿日:2019/11/21
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★ライフスタジオ千葉フォレスト店着物撮影スペースの特色
古い家を改造し、インテリアを変えて完成したフォレスト店の自慢の「和室」
ライフスタジオの写真が追求している「空間撮影」のために作った「特別な空間」
オープンして迎える第二秋のシーズン、今は「この場所があるから来ました。」というお客様も徐々に増えています。丁度いい大きさの一戸建て、着物だけがかかっているクローゼット、着付けとヘアメイクもできる別途の小さなスペース、待合室兼モニタールーム、トイレ、飲み物を出している小さなoffice、着付けのスペースと分けて撮影できる撮影室の「和室」で構成されています。子供の撮影においてもっとも大事なイベントである七五三撮影が一つの室内空間で、または内と外をつないでくれる縁側と、小さな森のようなガーデンで行われています。春と夏は、カジュアルな撮影をし、秋、冬は七五三の撮影をしている為、年二回訪問してくださる方もいます。 3歳の男の子、10歳のお姉さんも袴を着て兄弟写真、家族写真を撮ります。フォレスト店のシーズンの七五三撮影は家族の「着物でお出かけ」とも言えます。このような着物の撮影空間の特色を具体的に分けて案内したいと思います。
1. 赤壁 red wall
濃い赤の壁はフォレスト店の着物撮影の開始点でもあり、家族撮影のための広い面であります。横から流れる蛍光灯の光を利用し、天候に関係なく着物の形や顔の色彩を鮮やかに表現します。まっすぐに立ち正面を見つめながら着物を着た子供の姿はお父さん、お母さんが欲しいと思う基本的な記念写真です。結婚式の写真の定番の一枚のような写真です。「誰もが欲しい優先順位の写真を条件にブレない空間で撮る」という概念から「開始点」として決めました。もちろん絶対的なものではなく、撮影者の個人意図を尊重します。ただし、基準点があるとないのは撮影者の意識を計るために重要なポイントになります。
2. 畳部屋
和室に欠かせない畳。畳がこの空間に占める割合は3分の2ほどになります。部屋の真ん中に広く敷いてある畳は、立ち座りに関係なく、どの方向から撮影することと関係なく、写真に写ります。昔の日本家屋と黄土色の畳は、その色彩だけで、伝統的な雰囲気とイメージに演出する事が出来ます。
3. 竹
長方形の畳、円形の壁構造、節がある竹は、日本の昔ながらの家の姿の代表的なインテリアです。フォレス店の和室は畳と接続されている壁にledライトを設置して布を張り、外側を竹で仕上げ着物との相性のいい写真で表現します。花を持ち上げたり扇子を持ち上げるなどの小物を利用して撮影しながら被写体の後ろ姿や横姿で「線」を主に表現します。
4. 三重奏
長方形のカメラのフレーム内のすべてのものが整理されて入ります。畳、竹、赤い壁、そしてカメラの前の円形の前ぼかしまで。線と面、様々な色味などは和室の空間感を豊かにしてくれます。竹の間から流れ込むledライトは、被写体に暖かさと立体感をプラスしてくれます。最後に、カメラのハイアングル、頭をあげて眺める被写体の目は、撮影にピリオドを打ってくれます。
5. 縁
わざわざインテリアをせずに、現代の家ではなかなかガラスのドアの縁は見ることができません。縁はドアに紙を塗ったり、ガラスを挟むことに骨となる細長い木の彫刻です。簡単に紙やガラスのドアの骨組みを指します。木や土で作った昔の建築で多く使用された工法であり、昔のまま残されています。フォレスト店の和室も昔の家に改造したものでそのまま保存して使用している所が多いです。枝の骨組みは線が細くて多いので写真を邪魔する可能性があります。しかし、空間の美を伝える役割をし撮影に役に立っています。
6. 床
畳部屋と庭の間には細い床があります(室内)。家の中を囲んでいる色褪せた床と雨や雪が降っても外を見ながら撮影できるガラスドアは、着物の写真をさらに古風な雰囲気にしてくれます。開放感のある空間で緑の木々を背背景に活用して、逆光で撮影ができるledライトを使用すれば雨の天候にも自然いっぱいの雰囲気を生かす事ができます。床、天井、横面がすべての「線」で構成されているこの空間での撮影は難しいですが最も魅力的な空間でもあります。
7. 緑の壁 green wall
緑の壁の前で撮影する着物の写真から表現しようとするのは、「華やかさ」です。彩度の低い緑の荒い質感を持った壁、ダークブラウンの木の床、壁に流れる狭い照明、曲線模様のパーティション、赤の花瓶と金色のドライフラワー。これらの組み合わせは写真に華やかさを表現するのに十分な要素です。そしてそれピリオドを打つ華やかな柄の着物は強烈な印象を与えてくれます。このような背景では3歳5歳の子供よりヘアメイクをした7歳、10歳の女の子たちを主に撮影しています。先説明であった赤の壁で基本と余白を表現するとしたら、緑の壁では、極限の女性性や華やかさを表現しようとしています。
8. 瓦
伝統家屋の表面的な魅力は外から見られる外観です。木々に囲まれた家、現代の家ではあまり見れない屋根の瓦、古い木の壁、縁側などは昔のながらの静かで落ち着いた雰囲気です。この雰囲気に似合う着物。その中に子供たちは、家族の記念写真は、誰が見ても一度は撮ってみたい、体験したいと思う一日になると思います。
9. 逆光backlight
内と外その間のどこかに被写体は立っています。望遠レンズで顔を近づけクローズアップします。斜線の天井とoutfocusでぼかされる光反射、並んでる線と線。このすべての環境をまとめてくれるのは壁の端っこに設置されているbacklight LEDです。あるようなないような感じですがしかし自分の役割をきちんと果たしている光です。
10. 森
森の中で着物の撮影はさまざまな形で撮影しています。和室の前の庭とつながる短い一本道があり、道の周りには小さな森があります。小さいですが深さを感じることができるの森で、傘を小物として使い撮影したり、兄弟や家族などを撮影します。毎年勢いよく生えてくる雑草を取り、害虫を消滅させる庭の管理は、継続的に行われてます。自然ながらきれいに整頓された森の道では、自然のままの緑の階調gradationが写真で表現されます。フォレスト店の七五三の野外写真は豊かで気持ちよくなる美しさです。
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