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千葉フォレスト店
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「インテリアと写真 2」

投稿日:2018/7/26

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インテリアと写真 2

 

フォレストのインテリアは全体図と細部の図に分けて進行されました。

全体図はニューフライメンバーが区域を分けてコンセプトを考え、パク社長が3D模型で表現しました。各自がコンセプトを決めたといっても、好きな視線が似ているので大きな枠組みを抜け出しはしませんでした。枠組みを抜け出さないということには長短所があります。長所はひとつに集まった時に雰囲気や感じが統一されているように見えるということであり、短所は異色なことがなく似たり寄ったりになるということです。しかしフォレスト店は規模と新しい環境だけでも異色であり今までしたことのない作業をすることが挑戦であったため、似ていて馴染みのある“目”を持ったことが様々な面で効率性が上がり幸いでした。

 

5月25日オープンを目標にインテリア工事は具体的に進行されました。インテリアの主軸メンバーであるニューフライの人々は各自の領域でインテリア工事を行います。その中で中心軸になる人はパク・テヒョク社長とイ・ジェウク社長です。多くの人々が集まって作るインテリア工事だとしても、軸がなければ良い姿で完成できません。目標地点まで早く飛び出す力はパク・テヒョク社長の能力であり、繊細な感覚と技術を兼ね備えてインテリアを完成させる力はイ・ジェウク社長の能力です。

 

室内インテリアは先にオープンする場所を決めねばなりませんでした。空間に対して充てられる時間が足りず、全てできない状況だったので優先順位を決めました。風車の2分の1の空間、ZEN(禅)スタイルの日本家屋、そして野外を先に撮影することにしました。最も広い面積を持つ風車は第1スタジオとパーティールームで最初の段階からコンセプトを分けており、ベビーと家族を撮ることができる空間として第1スタジオを先にセッティングすることにしました。

 

室内を企画するイ・ジェウク社長はパーティールームの向い側であるモニター室からインテリアを始めました。木工とセメント、ペイントの作業をすれば私は後ろに続いてパテとレンガ、ペイント作業を行います。ひとつの空間を分けて共にペンキを塗ります。イ・ジェウク社長は速度が速く、それに比べて私は時間がかかりますが、速い人は待って遅い人は速くするように努力してお互いが速度を合わせていきました。そのようにスピードを出して半分を終わらせ、イ・ジェウク社長が違う場所での作業へ取り掛かったとき、私が残りの半分を完成して行きました。インテリア工事のなかで私がすることは決まっています。それはペンキ塗りを主管することです。色を決めて作って場所を区分してペンキを塗ります。多くの人が来た時に道具を用意したり仕事をオーダーしたりもします。その中の色を作るという仕事は新しいものを創造する刺激的な満足感があります。既成品ではなく製造するということなので、ここだけで存在する色という点で魅力があります。アトリエを持って色々な実験と作業をすることが希望ですが、怠惰にいつも優先順位から排除されます。塗布作業以外にコンセプトに合う家具や小道具、衣装を購入して配置します。最終段階です。今後大きな主題のコンセプトが残っています。どんな姿で繰り広げられるのか非常に期待される空間です。

 

この写真のコンセプトは“洋服屋”です。

道路から垣間見られる“洋服屋”はビンテージ感のある雰囲気に作り、アンティークの家具を使いました。

ショーケースで使われた木や壁に使った木も“ビンテージウッド”として販売される既成品です。照明は黄色い間接照明等でイ・ジェウク社長が繊細さを発揮し、外から入る強い光が狭い空間にぶつかって被写体や物に当たる時にはコントラストが強くなり、反射光が使われれば水彩画のような色感を写真で表現します。

 

コントラストが強い写真の長所は直射光を見せるので特別な1枚の写真を作ることができますが、何枚も持続することはできません。強い写真が続くと見る人が疲れてしまうからです。したがってこの場所でデータなしに撮影して捨てられた写真が多くありました。光は自分だけのデータを探して、一定期間そのマニュアルに沿って撮影しなければなりません。露出、シャッタースピード、感度、被写体との距離、背景との遠近感等で自分のマニュアルを作って初めて、捨てられるカットを防止できます。

 

インテリア写真を撮る時に広く撮った1枚があります。その姿がこの空間の核心です。廊下なので多くの人が床からの縦フレームを考えますが、視線を高くした横写真の中に雰囲気が全て入っています。ここは特別なテクニックがいらないところです。光が適度に入ってきて、インテリアが調和するように構成されています。目に入るアンティークの家具も楽しい美的効果を与えます。与えられた環境を解きほぐして正直に眺めて自分だけのデータで画面を構成すれば、淡泊で美しい写真が出来上がります。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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