あらゆる事物の関係“調和”は美しさを創造します。

 

1枚の写真を作るのは色々な要素が踊るようにバランスを合わせて行きます。人を対象に写真を撮る時、衣装は重要な役割を果たします。コーディネートという単語と概念を頻繁に使いますが、辞書的な意味を見るとブラウス、ジャケット、スカートの服装などで、色柄・素材・形などが調和するように組み合わせることを指します。ライフスタジオのシステムはカメラマンとコーディネーターで構成され、その日の撮影でコーディネーターの役割を受け持った人が衣装を選んでコーディネートを行い、お客様に提案します。衣装にも変化と発展が持続した今のライフスタジオは、店舗ごとに多くの衣装を取り揃えておりシャツ、ズボン、スカート、ドレス等で基本セッティングをしてジャケットと帽子、靴でスタイルを完成してアクセサリーでポイントを与えて様々に撮影をします。それでは衣装のスタイルはどのように企画することになるのでしょうか？もちろん写真のコンセプトが最も重要です。そしてコンセプト決定によりインテリアのセッティング、衣装セッティングが次に決定されます。

 

dress room - chiba forest

”想と現実が共存する美しい写真、千葉フォレストから始まります”というスローガンをフォレスト店は前面に打ち出しました。簡単に説明するとすれば、ひと夏の夜の夢のような、幻想的な、神秘的さが私の目の前に繰り広げられることで、想像できなかったことがまさに今、見て感じられた時に理想と現実が共存される状態だと考えます。千葉フォレストの室内インテリアは構想した人々の各自が“やりたいこと”を表現しました。カフェ、洋服屋、浴室、舞台、ベッドなどはそれぞれ違ったコンセプトですが、空間的には外の青い森が見える窓に連結されていて似た色感で統一されています。モダンさよりはアンティーク調でビンテージ感のある雰囲気が全体的な流れです。新しいスタジオの探索が“森”と“倉庫”を根元に置いているので、コンセプトの始まりから終わりは自然と人間、日常の中の特別さ、洗練さが自然に起こらなければなりません。“夢のような思い出を共に作ってコレクションしていくこと、しかし遠くにあるのではなく、近く私のそばにあること”が千葉フォレスト店のテーマだと言えます。

 

コンセプトが明確なら衣装を購入することは、さほど難しいものではありません。カジュアルはベーシックに、ドレスは派手ではなく、オシャレな感じを強調して千葉フォレストのドレスルームを完成しました。

 

千葉フォレスト店のコーディネートには正解がありません。専門知識を持つ者もおらず社内研究員もいません。ただし写真を見る目で眺めてコンセプトやインテリアと調和するように合わせて行きます。

写真やインテリアも同じです。一般的に持っている知識の上に経験を積み重ね、また他の方法を習いながら創造力で生産していきつつあります。調和がとれたものを探して結果を出して、再び修正することの繰り返しです。そのように仕事を作っていくことが原理であるようです。

 

コーディネートの写真はフォトジェニックの写真と大きく異なりません。ただしフォトジェニックの条件はもう少しテーマが明確に見えて分析的な文章が添加されねばならず、コーディネートには衣装に対する情報が必要です。誰もが好んで美しくなければならない写真は、ホームページのどこでも該当しなければなければならないと思います。平凡でも洗練された、シンプルでも多彩なコーディネートと写真そしてデザインが千葉フォレストのコーディネートで持続的に展開するでしょう。