Staff Blog


千葉フォレスト店
scrollable

people「会いに行かないわけには行かない理由」

投稿日:2017/6/24

1056 0

会いに行かないわけには行かない理由...

2016年1月、forestというコンセプトのインテリアは私にとって大きな意味となった。数年間の店舗運営において、環境改善における締めの出来事であり、新しいインテリアが写真に与える影響を、実践として検証を受ける緊張とときめきの時間であった。
 
全ての出来事の結果には過程があり、ライフスタジオでインテリアの過程は結果と同じくらいに重要な価値を置いている。「人と人が集まりつくっていくこと」が人の経営の原則であり、それを土台に「仕事が成されていく原理」を学ぶことの出来る機会がインテリア現場であるからだ。
 
ところが、残念な事に、今までのインテリアの過程を記録した資料がなく、誰よりも先に行うという使命感を持つようになった。全てのことを準備した。計画書もあり、過程を写真に残し、結果も満足できる成果があった。ところが、記録は後でと伸ばしていたため、結局写真以外に残すことができず、今でも何故か職務放棄をしていたのではないかと自ら罪悪感として残っている。



「仕事が成される原理」は、最初から終わりがあると思っている。そして、再生産という未来志向性を内包している。過程と結果で存在を作り、それは再び実行され、また違う存在を生産する。PDCA(計画‐実行‐確認‐措置)の向上原理と同じようなことだ。そんな理由から、今後のインテリアのためには資料と記録は必ず必要で、それが蓄積されたとき体系が作られると言える。
 
2017年6月13日、ライフスタジオ新横浜店のインテリアリニューアルは、始まりから記録されている。始まりの前日、夜遅くまで計画を立て、変わる前の姿を映像に残した。新横浜店のスタッフのこのような実践は、ライフスタジオの全店舗の中で最初の動きであり、拍手をおくりたい。長い時間ではなくとも、肉体的に力を使うと、だれてしまうのが実践であるため、ちゃんとぶれずに最後まで完走することを望み応援している。

誰かに会いに行くということは様々な意味がある。写真館ならば、かわいい写真を撮りたいから、尊敬する人に自分の事でアドバイスをもらうために、長い間離れて過ごしていた人ならば懐かしくて。どこかのお店の社員、家族、先輩、友達、恋人かもしれない。でも、私達が出会いとして前提にあるのは、お客様と連結されている「自身」であり、「私達」である。個人と社会の概念の中で、社会の概念により重きが置かれていると思っている。自身が行っている事は社会とより密接に連結されているからだ。しかし、時に、社会の出来事に従事している私達は「業種」ということに縛られているのではないか、一度考える必要があるのではないか。商品を販売する人としての義務感が「サービス」という一般的な概念により、自らの価値を給与程度の価格で定めているのではないだろうか?社会で生活し、働いている私達には、お客様という出会いは重要だ。偶然出会ったお客様との関係を大切な価値として作ることのできる能力者、それが「私達」だと思っている。私達が作っている価値を、ただ「仕事」ということだけで断定しないのであれば、ブログに書く一言一言書いている文章に、私の価値が換算された時に、どんな物質とも比べる事が出来ないものになるだろう。そんな意味で自身の全ての事を出し切り、ブログを書いているライフの人達なのであれば、何ものにも変えられない宝物であり、その人たちのレパートリーは宝箱になると確信する。


 

この記事をシェアする

美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

撮影のご予約はこちらから

スタジオ予約

お役立ち情報をお送りします

新規会員登録

Official SNS

  • Instagram
  • sns
  • Instagram
  • Instagram
/