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一歩ずつ
投稿日:2017/10/2
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赤ちゃんの撮影の時には作ることなくそのままを撮る時が多い。
もちろん自分がイメージした物を撮る事もすごく大事だが、
それに縛られてしまうと被写体も自分も自由ではなくなる。
それは色んな意味で“その人らしさ”を失ってしまう。
彼らとは会話ができる訳でもなく音やリアクション、その場の空気で誘導する事が多いが、
その分彼らは空気を察知する能力が発達している。
人見知り子だと尚更である。
ママ、パパとはまた違う人と出会う事に恐れを感じ、人見知りをすると言われている。
それは大人になっても同じ様な気がした。
新しい事に恐れ、なかなか前に踏み出せなかった経験は誰でもあると思う。
人はみんなそうやって成長していく。
この日出会った彼女は1才の女の子だった。
人見知りで私が少しでも触れると泣いてしまいすぐにママの所へ行こうとする。
その時に思ったのは「どうしたら彼女と共感できるか?」だった。
自分が前に進めなかった時に一番力になったのは、
家族からの応援の言葉だったのを思い出した。
彼女が恐怖心を勝ち抜いて「一歩ずつ」踏み出せる様に
色んな方向から応援してあげないといけないと思った。
ママパパを含めその場にいる皆が
自分を受け入れようとしていると繰り返して認識させる事に集中した。
皆が一つの気持ちになって彼女に近づいていった。
その色んな条件が重なって彼女の心も少しずつ動いていると確信した。
その時、一瞬彼女の表情から微妙な変化を感じた。
そして、シャッターを切った。
彼女と私たちが一歩近づいた瞬間だった。
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