Photogenic
青山店
ドキドキからにっこりへ。特別なミルクバス体験
投稿日:2025/4/27     更新日:2025/4/27
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この写真は、逆光を活かしたやわらかい自然光の演出が印象的なポートレートである。
赤ちゃんの肌にあたる光がとても繊細で、ハイキーな明るさが全体に優しい雰囲気を生んでいる。
背景は大きくぼかされており、被写体である赤ちゃんの存在感を引き立てると同時に、背景に写る月型の小物や色とりどりのボケが、ファンタジックな印象を与えている。
被写体の構図も巧みに計算されており、視線の先に空間が取られていることで、「何かを見つめている瞬間」の自然さと奥行きが生まれている。
透明なベビーバスは光を取り込み、肌の柔らかさや水の質感をクリアに見せてくれる効果もある。
また、浅い被写界深度を使うことで、背景の情報量を抑え、赤ちゃんの表情や肌の透明感にフォーカスさせる仕上がりとなっている。
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元気いっぱいの女の子が遊びに来てくれました。
最初にお部屋へご案内したときは、少し怖がった様子で、パパとママにしっかりとしがみついていた彼女。
でも、おもちゃを出して一緒に遊び始めると、すぐにニコニコと可愛い笑顔を見せてくれるようになりました。
そこからはもう、何をしてもずっとニコニコ!可愛い表情にたくさん癒されました。
今回のご予約には【ミルクバスプラン】も含まれていました。
撮影前にママさんから「本人がちゃんと入れるか心配です」と教えていただき、私たちもその気持ちを受け止めながら進めることにしました。
ミルクバス撮影は、お子さま本人のコンディションによっては難しいこともあります。
だからこそ、無理をさせず、本人の気持ちを一番に尊重することを大切にしています。
今回も、まずは自由に、本人が「やりたい!」と思うことを優先して撮影を進めました。
パパさんとママさん、そして私たちスタッフみんなで一緒に遊びながら、楽しい気持ちを育てていきます。
目標は、最後に楽しくお風呂に入ってもらうこと。
そのために、最初からテンションをあげすぎず、でも気持ちはしっかり盛り上げながら、ミルクバスのタイミングを待ちました。
いよいよミルクバスの順番が回ってきたとき。
まずはパパさんとママさんに挟まれながら、お風呂のお湯に触れてもらいました。
「お湯で遊ぼうね」と、声をかけながらそっと体を濡らしていきます。
今回の作戦は「本人が自分からお湯に触ったら、その流れで入ってもらう」こと。
そして…
お湯に触れた彼女は、最初はちょっぴり泣きそうな声を出しながらも、スン!と表情を整え、そのままお風呂に浸かってくれました。
そこからはもう、本当に楽しそうに、パシャパシャとお湯で遊び始め、頭から水をかけてもニコニコ。
そんな様子に、見ている私たちも思わず笑顔になりました。
そして、ミルクバス撮影の前に、さらに可愛い演出を思いつきました。
「鼻の頭に泡をのせたら絶対かわいい!」と五名さんにお願いして、泡をちょこんと。
それが今回の一枚です。
鼻先に何かついたかな?
でも自分では見えないな?
そんなふうに思っているような、愛らしい表情。
自然な可愛さがぎゅっと詰まった、特別な瞬間になりました。
撮影が終わったあと、
ママさんとパパさんから「入れてよかったです」「すごく可愛い写真になって嬉しいです」と、あたたかい言葉をいただきました。
おふたりの笑顔を見て、私たちも本当に嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
小さな勇気と大きな成長が詰まった、特別な思い出。
これからもご家族の宝物になりますように。
photo : nana tokumasu
coordi : kazuma gomei
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