良い家族写真とは何か？

だいたいみんな考えるだろう、忙しい日に、なんだかありきたりな撮影して。
（別に２連発続いてこんなことを書いているが怒っているわけではない）

私はとにかく家族写真が大好きだ。

家族写真ならそれだけで１時間撮影できる。
脳は大変だけど、たぶんすごくうれしい気持ちになると思う。

１０分で、転がり回って撮影したい。
何パターンもあれもこれもやりたい。

ただ、やりたくない人がいることもわかっている。
なのである程度でその欲を抑えている。

肩車の撮影は、どうしてもやりたいなと思ったので
お父さんにご協力をお願いした。
お父さんも快くお受け下さった。
この時、注意するのは顔の位置で
全部が縦に一列に並ばないことがバランスが良いと思っている。

よくこのポージングを真似したほかの写真館の写真をインスタで見るが
決定的に重要なのはバランスである。
というわけでこの写真が良い写真であると定義したのは

「家族写真としてのバランスの良さ」である。

欲を言えばお母さんが別なポージングのものがあって
そっちの方がバランスが良いかもしれないと思ったのだが
それを補って余るほど姉弟の関係性がいい。

だから私はこの写真がバランスが良い最良の一枚と定義する。

会えて嬉しかったなと思う。

その関係性もまた表情から感じてほしい。

photographer：mari

coordinater:marina(Hamamatsu)

studio:Toyokawa