PhotogenicShinyokohama

【自分と向き合うということ】

2019/12/31

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photo by Satoshi Ito

coordi by Hikari Kouno

 

ライフスタジオに来てから年を越すのは早くも3度目。

1年目は新しく覚えることに必死の毎日で気づいたら年末を終えていました。

今まで自分について深く向き合い考えることがなかったため、その変化に適応するために考えては泣き、考えては泣きを繰り返し、赤ちゃん時代の次に人生で泣きました。

また入社3ヵ月で右手を折ったことは未だに自分でも忘れられない出来事です(笑)

翌年の抱負は「健康に過ごす」にしたことも覚えています。

 

2年目は写真と向き合うこと、後輩に教えることの壁にぶつかった年でした。

自分がやりたいこと、伝えたいことが定まっていないため、それが結果に顕著に表れていた様に思います。

 

そんな独りよがりになりがちな僕でしたが、店舗のメンバーや周囲の先輩方に支えられ、ようやく外ではなく内にベクトルを向けられるようになった、今年はそんな年だったように思います。写真というツールを通して人と繋がり、写真に真摯に向き合い、最終的に自分と向き合うことが多いこの仕事は、学ぶことが本当に多いと思います。

 

 

そんな2019年、最終日に撮影した彼。

偶然にも僕と同じ名前をもつ彼との再会は偶然ですがどこか必然のように感じました。

昨年の自分を越えてみろと言われているかのようで。

そのため前回の自分の写真を見て振り返り、目の前のサトシを見て何が彼の魅力かを考え、自分に出せるすべてをもって撮影に挑みました。

 

人当たりが良く、箸が転げても笑ってしまう彼ですが、会話の最中や突然の投げかけの時の表情が無邪気な男の子から少年や青年のそれに近づいている瞬間がありました。

 

この表情を絶対に残さねば。

 

それが彼の成長でもあり自身の成長の証にもなると考えました。

次に考えなければいけないのはポーズです。

硬いものではなくある程度の型を作ったら彼自身のらしさに任せることを決定しました。

僕が知りうる彼ではなく彼がこの1年でどんな成長を遂げたのかはおそらく彼や彼の近しい人たちにしか分からないと思ったからです。

最後に僕ができることは声をかけて彼が最大限に魅力的だと感じた瞬間にシャッターを押すことだけでした。

 

子ども時代は大人に近づくことが成長でしたが、大人になってからはいかに自分と向き合えたか。

それが成長の証になるのではないかと思います。

 

子どもたちに負けないように成長し続けられる人でありたい、2020年の抱負にしようと思います。

 

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