PhotogenicShinyokohama

光と時間軸

2019/9/29

217 0

 

photo by Chappy

coordinate by Momoka Matsumoto

write by Momoka Matsumoto

 

こんにちは!ライフスタジオ新横浜店のももです。

 

新横浜店の七五三を開始してから約半年。

新横の着物とインテリアと被写体を調和させていくことに研究を重ねて来ました。

この写真はこの調和が取れた写真です。

 

・インテリア

新しくできたインテリア、レコードショップは、陽の光があまり入らないため、シックな印象を作り出すことができます。また、いままでの新横浜の明るくふんわりしたイメージとは裏腹に黒や濃い色を使っているのではっきりとした印象を残すことができます。

また、レコードやアンプの小物を使うことでストリートからロック、クラッシクまで音楽的要素に合わせた多彩なCoordinateを演出することができます。

 

・衣装、小物

新横浜の着物はどのインテリアにも調和できるように設計されています。ブルーの着物(通称、粋-sui-)に合わせたのはノースフェイスのニューエラ(CIAOPANOC TYPY)。インテリアのレコードショップに合わせて、まるでDJのような雰囲気を醸し出します。また、全体をブルーや紺の同系色で統一することでまとまりをもたせています。

 

着物、という衣装の見る角度を少し変えて、アートとしてCoordinateを提案していくのが私達、ライフスタジオ新横浜店の七五三です。

着物は特に、伝統と現代で守るべき線が、人の価値観によって違うものですが、七五三という徐々に斜陽している伝統行事を私達はもっと自由に、そしてもっと盛り上げたい!そんな気持ちでお着物を一から作ってもらい、Coordinateを組み、そして写真を撮っています。

七五三は成長をお祝いする行事。そのスピリットは今も昔も同じところにあるのです。

 

・光

先程も記述した通り陽の光が入らないので、ライトボックスを使用して光を作っていきます。今回、全体的な紺の色味に合わせたのはオレンジライトです。

オレンジライトを、被写体の斜め後方から当てることで半逆光を作り、被写体をより立体的に表現します。

光の輪郭ができ、また壁にバウンドした光が右頬にもあたっていることで、柔らかな表情を読み取れます。

 

・レンズ

望遠レンズを使用することで、後ろの背景が圧縮され、被写体にフォーカスを当てることができます。

 

・被写体

とても素直で、あどけなさが少し残っているところが彼のチャームポイントだと思いました。知りたい、という欲求が強い彼に渡したのは一枚のレコード。

もうそれは、現代には不要なもの、でかつ、彼にとって見たこともないものです。

「それは何だと思う?」「わからない」

私の目をみて、案外早く返ってきた回答に、私は次のカットのための声掛けを考えます。

彼が、そのレコードに対して知りたくなるような声掛けはなんだろう?

そうだな・・・落ち着いたトーンで、次に私が何を言うかを期待させるような速度で

「その丸には実は2つの色が使われてるんだけど・・・・」

そう私がつぶやくと、好奇心旺盛な彼は、真剣な瞳で目線を落としてくれました。

あとはシャッターの音を聞いてから

「何色と何色でしょーかっ!」と突然、遊びへ転換。

「黄色と黒!!!」

少しの達成感と知識が満たされる瞬間をつくることで、時間が実はゆっくりと流れていることに、

この時間のそれが撮影であると、被写体に気づかれないように。。。

私と彼とカメラマンのそれぞれの時間軸をあわせていきます。

 

 

 

 

 

今回は「着物とインテリアと被写体を調和」というテーマでした。

私達ライフスタジオ新横浜店は、これからも新しい挑戦をどんどん続けていきます。

この記事をシェアする