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【決めカットを生み出すために】

投稿日:2019/7/24

1985 0

Photo by Ara Masaaki
Coordi by Chappy

 

アップ写真におけるポイントはなんでしょうか?

寄れば寄るほどカメラの画角内に収められる

範囲は狭くなってきます。

そこで重要になってくるのは、

どこで切り取るのか、

どの瞬間に切り取るのか。

それに尽きると思います。

 

被写体の表情にフォーカスを当てたいがために寄るには、頭や手を意図的にトリミングする必要があります。

しかしただ画角内に収められなかったというのと、

意図的にトリミングし、シャッターを切るのとでは

おそらく写真の質に雲泥の差が出ます。

今回は意図の込められたアップの写真を

分析していきたいと思います。


 

写真分析【決めカットを生み出すために】


 

写真の彼は5歳の七五三記念で来店してくれました。

今回は持ち込みいただいたお着物での撮影。

鮮やかな紺色が彼のキレイな黒い瞳と

マッチしていました。

 

パパさんの英才教育の下、彼は生まれる前の仮面ライダーについても知っていて、カメラマンの荒さんとの相性はばっちり!

またほとんど仮面ライダーを知らない僕の小ボケにも全力で笑ってくれる彼は撮影中笑顔が絶えることはありませんでした。

 

そんな彼の撮影中、和傘を使った撮影へと移行した時、

荒さんから「ここはカッコよくいこうぜ」

との作戦指示が。

 

撮影しながらその子に合わせて全力で、

臨機応変に変えていくのが我々の撮影スタイル。

どんな絵が撮りたいか。

この子のどこが魅力的だと感じたか。

常に言葉に出していけるのはお互い気心が知れていて、

互いにその子の魅力を写真に詰め込みたい

気持ちが強いからだと思っています。

 

今回は撮影前から見ていた彼のキラキラした黒い瞳、

瞳と同じくキレイな黒髪をぜひ残したいと話していました。

 

「カッコよくアップで寄るね」

傘の角度調整を荒さんに頼まれた僕は、

彼の表情やトリミングに関しては荒さんを信じ任せました。

 

出来上がった写真を見て思うことは

想像以上であったということ。

 

和傘の割合やボケ具合、

そして何より彼の瞳と髪に

目が惹かれる絶妙なトリミングを見て

自分ももっと頑張りたい、

その子をさらに魅力的に残せるようになりたいと、そう思うばかりでした。

 

カメラマンとしても、

コーディネーターとしても

できることはまだまだたくさん。

これからも、その子だけの魅力を

アンテナを張り、表現したいと思います。

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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