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新横浜店
scrollable

2人の時間

投稿日:2018/10/20

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photo & write by Ara

codi   by chappy

@shinyokohama

 

2人の時間も大切にしたい

そんな思いを感じ取りながら撮影した一枚

 

【2人の時間に対して】

カップルから夫婦となり子供が産まれて、

家族が増えることは嬉しいことでもありますが、

様々な制限が発生します。

 

一番大きな制限は時間です。

 

子供が産まれてもちろん楽しいこともあれば、

子供主体の生活に変わることは間違いありません。

 

以前、個人的にママさんたちにInstagramを通じてアンケートをとりました。

「子育てする上でのママの悩みは何ですか?」

 

・パパさんは仕事で中々相談できる人が身近にいない

・地域のコミュニティに参加しても中々フィーリングが合わない

・ネットの情報はどれが正解かわからない

・中々息抜きできるタイミングがない

 

人や情報、時間に関わるキーワードが多かった中で

ほぼ全員の方がおっしゃっていたのは

「自由な時間がない」

 

普段、毎日お会いしているママさんたちは

お世辞ではなく本当にすごいと思います。

 

ご飯や寝かしつけたり、小さい時は

目を離すこともできない状態で

頼れる人は中々いなく1日のほとんどの時間が

子供と自分の2人。

 

そんな中でパソコンやスマホから

21:00になった時に予約をしていただく

かなり大変なことです。

 

個人の時間が夫婦の時間・そして家族の時間へ

変わっていくことが嬉しいこともあると先ほど

記載しましたが現実は大変なことの方が多いはず。

 

だから、いつも心がけているのは

ライフスタジオ新横浜店に来てくれたら

全力で家族のみなさまと、

全力で子どもたちと接することです。

 

スタジオに来たら安心して子どもたちを任せられる

と思えるように日々、楽しい遊びの空間を

提供しながら撮影をしていくことをこころがけています。

 

ライフスタジオでは子どもたちの写真はもちろん

家族写真を撮影する中で夫婦写真を撮影することもございます。

 

夫婦撮影はこちらから提案するときもあれば

ご要望をいただき撮影することもございます。

「今日は昔を思い出してー!」など

カメラマンとコーディネーターが盛り上げたりすることも。

 

先程から時間について述べていますが

夫婦の時間も貴重な機会だと思います。

少しでも、撮影中の数カットでも夫婦の時間を

作ってあげることができたら恥ずかしさの中でも

嬉しい思いなどがあるのではないかと考えています。

 

これまでの写真分析で、

イメージを超える

らしさを誘導する

印象の変化をテーマに記載いたしましたが

今回の内容もこれまでの写真分析から

つながることかなと思っていますが、早速写真に関して述べていきます。

 

●撮影

今回来て頂いたご家族様はハーフバースデーの記念と伺っておりましたが

事前に夫婦写真も撮影したいとご要望をいただいておりました。

 

当日は私の写真分析にもよく出てくるchappyと一緒に入りましたが

「夫婦写真を要望する目的に何かありそうだな」と

事前に2人で話していました。

 

当日、ご家族様にお会いしヒアリングしてみると

結婚式を後日挙げるため、子供の記念と一緒に

2人の写真も飾りたいので撮影をしてほしいと。

 

この「2人の写真を飾りたい」ということに私は

反応しました。

 

結婚式は私も挙げたことがあるので

準備の大変さ、そして2人の写真を選んだりする

労力は実にわかります。

 

写真を飾りたい

だけでなく何か他にも提供できることがあるのでは?

 

ただ2人の写真を撮ってあげるだけではなく

2人らしい、そして結婚式に適用できる様な写真。

しかもイメージを超えるような写真を残してあげたい。

 

ということでハーフバースデーの息子くんを

撮影したあとにchappyと相談し私は2人に

結婚式で必要な写真イメージを伝えました。

 

・各自のプロフィール写真(席次表などで使う写真)

・ウェルカムボード 2人らしい 万人受けするような写真

・スライドショー用の写真

・結婚報告はがきで使う写真

・当日飾るようの写真

 

飾る写真と言っても

最低でも上記の内容は必要だと思うと

提案した所、パパママとも考え方が一致しました。

 

考え方が一致したのであとは2人のイメージ通りではなく

イメージを超えるような写真を撮影しようと考えます。

 

夫婦写真を撮影する際に、これまでは

セミフォーマルな服装が多かったのですが

今回のパパママは黒のTシャツにジーンズと

カジュアルな格好で来て頂きました。

 

上記内容をふまえて撮影を始めようとしますが

子供もいるのにどうするの?

 

「chappyに任せてください」

chappyはベビーシッターのように

6ヶ月の息子くんをずっと見てくれました。

「荒さん、あとは任せた!」と背中で語るように。。

 

後は私の役目を果たすことになるのですが、

パパママと私の3人で撮影は始まっていきます。

 

中々ない二人の貴重な時間をいただくので、

パパママの気分をもちろんのせていきます。

お話している中で2人の仲の良さは

十分に伝わっていたので楽しく明るく

そして結婚式をイメージさせながら。

 

プロフィールやウェルカムボードに使えそうな

写真も撮影できたタイミングで

最後に私から提案をします。

 

「モノクロとかどうですか?」

 

理由は2つありました。

 

・2人の仲が良いことも伝わり、少しドキドキさせたい私の欲

・パパ・ママの洋服が黒のTシャツだったことで顔が引き立つ

 

新横浜店の衣装部屋に小さなライトボックスがあります。

その場所はとても狭く密着しないと人は入りません。

 

撮影を通じて密着感から出るドキドキした感情や

2人の時間を再認識してもらい、結婚式へつながるように。

 

撮影の条件はSSは1/125 F4.5 

光は互いの目にキャッチアイができるように。

そしてポイントは目以外にもママ・パパの高い鼻筋に光があたり

互いの顔だと認識できるぐらいの光量と場所を見つけます。

前ボケは入れずに互いの目が見つめ合っている状況を印象づけるために。

 

狭い場所の中で撮影をするため、更に密着度をあげるために

パパの右手を壁に突き出し顔の距離感を近めに。

いわゆる壁ドンです。

あえて会話はせずに見つめ合ってくださいとだけ。

 

タイミングを図っている中でママの少し甘えるような

女性らしい目線とパパの男らしい目線が一致したところで

シャッターを切りました。

 

オッケーです。

 

一旦2人の時間から家族の時間に戻りました。

chappyくんありがとうと3人でお礼をし

息子くんのソロを少し撮影しては終了しました。

 

最後のモニターの時間で、

息子くんの写真や夫婦写真が流れていく中で

この写真が出たときに「これすごい!!」

と反応して頂いた時は本当に良かったです。

 

最後に詳しく話を聞くと、結婚式用の写真は

以前別の所で撮影したが上手く行かず

今回は最後の賭けだったんですと。

 

今回の写真で結婚式を無事挙げられそうですと

お話して頂いた時は本当に良かったとchappyくんも

一緒にみんなで喜んだら全員が東北出身という共通点もあり

かなり盛り上がったことを覚えています。

 

後日、ママのInstagramで結婚式の様子がアップされていましたが

その際のウェルカムボードが私達の撮影した写真だったことが

本当に嬉しかったです。

 

この1枚はウェルカムボード用に撮影した写真ではありませんが

今後は家族の時間が増えるかもしれないけど

2人の時間を再認識してもらうための写真になれたかなと思っています。

 

1歳記念でまた会えることを楽しみにしています。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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