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新横浜店
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見つめる視線のその先に

投稿日:2018/9/5

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photo by Chappy

cordi by Piii

write by Chappy

 

写真を撮る際に一番に考えることは被写体のこと。

 

その次に考えることといえば光。

そして被写体が何を着ていてどんなインテリアで撮るか、考えることも必須ではないでしょうか。

 

写真を撮る際に必要な要素は本当に数え切れないと、カメラマンになってから日々実感するあまりです。

 

撮影させていただくお子さんがどんな子なのか。

外見の観察はもちろん、内面がどんな子なのか、

何が好きでどんなことを普段していて、

自分とどんな会話をしてくれるのか。

 

関係性を育むこともその内の要素の1つに含まれます。

 

出会った当初の彼女は年齢が近い兄と一緒にはしゃぎながらベッドの上で飛び回っていたことを今でも覚えています。

 

この写真からは想像もつかないことでしょう笑

 

家族写真、兄妹写真と元気いっぱいに撮影を終えてから彼女と、その兄、それぞれのソロの撮影へと移りました。

 

その時に自身で選んだドレスを満足気に着こなし、

どこからかしとやかな笑みを浮かべている彼女を

見逃しはしませんでした。

 

あ、この子にはこんな一面もあるんだ。

 

日々の撮影時間、1時間とちょっとの間に、少しでもその子に近づきたくて…

常にアンテナを張っているのはこの時のためだと実感できるのです。

 

そんな彼女のしとやかな一面を残すために、

彼女自身が選んだ純白のドレスとインテリアをそのイメージをできるだけ近づけられるように白で構成されたバスルームを選択しました。

 

ドレスでバスルーム、より統一感を出すために

靴は脱ぎ近くに置くことでより彼女が素足であること、肘をかけリラックスしている雰囲気を演出しました。

 

またインテリアとして設置してあるハシゴや水道は、あくまで写真における比重を調整するためにフレーム内には入れ、レースの前ボケを使用し、その存在が彼女に当たるフォーカスへの邪魔にならない程度にボカします。

 

そして最も重要な彼女自身の表情や仕草を引き出すための声かけは、ママの方見ながらお話してて~というものでした。

 

というのも、やはりお着替えやカウンセリングの時間の彼女を見ていると、ママと相談していたり、髪の毛の話をしていたりと、

 

「女の子らしさ」が全面に出ていると僕自身感じ取ったからです。

 

ママと話し、そこに大好きなお兄ちゃんが加わって、おしとやかに、そして少しにこやかな表情を浮かべた瞬間に

シャッターを切りました。

 

大好きな人を見つめる瞳。

近すぎると見えないかもしれないからあえて遠巻きに。

 

1人1人。いろんなご家族、お子さんに合わせた写真を

これからも撮っていけるよう、その子を見続けていきたいと思います。

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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