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shinyoko photo 155

投稿日:2018/3/25

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撮影に入る前、毎日どんなご家族様に会えるのか、新たな出会いに心ワクワクしています。
そんなワクワクとした感情と裏腹に、それと同時に緊張感もあります。
なぜ、緊張してしまうのか。
そのヒントはスタッフによく言われるある言葉にありました。

普段、私は“面白い人”と一緒に働くスタッフに言われますが、カメラを握るとよく“固い”と言われます。
なぜ、面白いから固くなってしまうのか、それは、私が撮影に対して“責任”を感じているからだと思います。
撮影日の為に、お子様のコンディションを整えて準備してくれたり、そういった思い伝わるからこそ、いい写真を残したいという思いから、緊張感がうまれ、それが伝わってしまい“固い”と言われるのだと思いました。

でも、私は、“固い”という言葉が悪い言葉だと思っていません。
ワクワク感、緊張感、二つの感情のバランスがうまくとれていることが私自身ベストであると感じているからです。
なぜなら、そういったバランスは、私自身に写真を考える上で“自由と発想”を与えてくれます。
 
お子様に初めてあうのに、なぜか私の似た部分を彼の中に感じていました。
それは初めて会うカメラマン、コーディネーターに対してどことなく見える緊張感。
色んな会話を通しながら、敬語を使い、受け答えもはっきりする姿に、“お子様”ではなく、一人の”人“としてのイメージも感じていました。
緊張した面持ちながらも、撮影を通じ、彼の中に見える“自由”な心、それを写真で表現したいと思いました。
 
撮影は、午後のオレンジの西日が入る時間帯
逆光は、彼の“自由”を表現するのにとても重要な役割をくれます。
あえて正面ではなく、彼のシルエットを際立たせるためにあえて横顔を選び、光の線が見えるように立ってもらいました。
そして、カーテンをつかい前ぼかしも用意して、“羽”のようにみえるようにセッティングしました。
光のベールをまとった彼の横顔。
それを見ているコーディネーターも世界観をプラスするために、いろんな声掛けをし、彼の中に眠る“自然”な瞬間を演出して表情をひきだしてくれました。
全部が用意され、整った瞬間にシャッターを押した写真が、この一枚なのです。
以前、こばさんも私が撮ったこの写真で写真分析をしてくれました。
ぜひ、読んでみてください。
 
http://www.lifestudio.jp/?run_id=staf_blog&bs=staff_blog&po_u_seq=731&page_no=2&po_seq=153152
 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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