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shinyoko photo 154

投稿日:2018/3/25

1518 0


photo by Akane Ouchi
cordia by Kaori Kinoshita
write by Chappy


#photo×recipe
(撮影技術)
この写真で最も作り込まれているのは、背景の統一である。
撮影されている場所はフォレストの部屋の中にある、バスルームをテーマとした部屋の一角。
基本的にこのスペースでとる場合、窓から光が差し込む構造のため、写真の右奥に被写体に居てもらうことが多い。
ただ彼女が着ている青のトップス、白のパンツ、透け感のある淡い寒色系のヘアバンド。それらの色味のバランスを考慮し、最もインテリアと被写体が融合できる場所がここであったのだろう。
さらにこの写真では観葉植物が意図的に配置されている。被写体の左隣にある植物が差し色となっていてさらに、前ボケとして使用している植物と色味が連動している。

#what makes you beautiful??
(美しさの規定)
上記でも記したがこの写真の最も注目すべき点は背景の整理である。
整理とはもちろんトリミングが重要となってくるが、トリミングとは写る面積を切り取ることである。その切り取りには、物の整理の他に色味の整理も含まれている。

皆さんも3色コーデという言葉を聞いたことがあるのではないだろうか。

どのようなものかを改めて調べてみた。
 

3色コーデの大原則として、ベース、アソート、アクセントという3つの色ある。

ベースというのは根本となる色。ぱっと見たときに一番認識できる色。

アソートというのは補助色。ベースの色を補佐する役割。

アクセントというのはベース、アソートでつくったコーデに変化やポイントをもたせる色。

ベース、アソート、アクセントの3色の面積は、だいたい6:3:1にするのが1番バランスがよい。この割合が一番コーディネートに落とし込みやすく、わかりやすい。

また3色コーデのルールの1つにトーンを揃えるというものがある。

トーンとは色の明るさのこと。「赤」と言っても、ボルドーから鮮やかなビビッドカラーまでさまざまだ。

コーディネートに使う色はこのトーンを揃えるとうまくいく。

パステルカラーで、ビビッドカラーで、ダークトーンで、それぞれのトーンを揃えましょう。

また、トーンは季節感も表します。春ならパステルカラー、夏ならビビッドカラー、秋冬ならダークトーン、という風に季節も意識すると尚良い。
 

この写真では白(+ベージュ)がベースカラー、アソートカラーとしてブルー、アクセントカラーとしてグリーンを使用している。

トーンの色味の統一感から初夏のような爽やかさも感じる。

このように背景のトリミングには色も密接している。それにより、被写体の表情も生きてくる。

被写体とインテリアの融合。

ライフ人である大内さんだからこそ撮れた写真だと実感すると同時に、できるだけ早く、少しでも近づいていけるよう学び、実践しながら撮影に臨みたいと思います。

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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