家族写真とはなにか？
私自身、家族とは何か？生い立ちもありますが、
“家族”という“関係性”を常に自分に問いただしていました。

ライフで働きながら、日々、沢山のご家族様と出会い、気づいたこと。

それは、ご両親が子供を思う“無償の愛”でした。

“無償の愛”それは、“永遠”につながっていると感じたことがありました。
それは何か。
一分一秒には過去になる日々の中で、私たちは常に生きています。
写真は“その一瞬一瞬”を残せる方法であり、カメラを使い、
時間を“永遠”に止めることが出来るからです。
写真という“永遠”の中に、パパやママからのお子様への“愛”のメッセージが沢山詰まっています。
 
では、パパやママの“愛”のメッセージはどこから、伝ってくるのでしょうか。
“目は口よりものをいう”という言葉があるように、
パパとママがお子様に対する“視線”や表情こそ、“無償の愛”が伝ってくるメッセージではないかと私は考えます。
そんなパパ、ママの表情をみたお子様も、二人の“愛が”伝わっているからこそ、
ご家族様の愛が伝わってくる写真が撮影できるのだと思うのです。

私は、ご家族写真を撮影する際、気をつけて撮影している部分があります。
それは、家族の表情を見逃さないように、被写体との“距離感”を一番に考えながら撮影することです。
なぜ距離感に気を付けて撮影しているのか？
私が家族写真を撮影する際、被写体たちとの距離感を感じさせない写真を撮影したいからという理由があります。
距離感を感じさせないということは、ひとつの視点からいえば、ご家族様に受け入れられたこと。
ただのスタッフやカメラマンではなく、身近な存在に感じられたいという思いからだと言えます。
身近な存在になったからこそ、撮影できる写真があると私は思うのです。