Photography by oikawa
Coodi by Akane Ouchi

ライフスタジオのフォトジェニックを選ぶ際、未来やアイデンティティを表す写真がよいと言われています。
ライフスタジオのアイデンティティとはなにか
被写体の美しさ（その人らしさ）と、楽しみの空間（インテリア）がわかる写真こそ、ライフスタジオのアイデンティティがわかる写真だと私は考えます。
Life StudioのHPの中で、 Life Studioは写真館の定義を、美しさを表現し思い出を記録する楽しみの空間だと述べているからです。
対象が被写体だからこそ、被写体がメインになった写真が多くなってしまいがちですが、
被写体メインの楽しい瞬間だけを収めた写真だけでは足らないということなのです。
インテリアがわかる写真と被写体との融合があってこそ、アイデンティティに近づく写真であると考えます。
 
＜7月にリニューアルオープンしたばかりの新横浜店＞
今回リニューアルオープンの際、壁を作り、各部屋のコンセプトを決めました。
例をあげると、プライベートリゾート、シャワールーム、そしてフォレストパーク
各テーマは違いますが、どれも共通していることがあります。それはなにか
もっと被写体とインテリアが合わさりあう空間、すなわち自然な姿を表現できる場所でもあるということです。
インテリアに合わせ、衣装も“アースカラー”を中心にシンプルですが、ディティールにこだわった洋服をそろえています。
写真はモノクロですが、お子様が着ているTシャツをよく見ると、裏の生地をつなぎ合わせているような、
おもしろいデザインのものとなっています。
なぜ、シンプルなのか
それは被写体を引き立たせるためです。
 
＜自然な動きと表情＞
撮影中、お子様に靴ひもを結んでと声をかけました。それには、お子様の自然な体のラインを作るため、声をかけています。
足を上げる子もいれば、座って下を向きながら履く子もいます。そのこのタイプに合わせながら撮影を作っていきます。
表情は、お子様が靴ひもを結びながら、兄弟の様子気にしていたので、あえて靴ひもを結んでいる瞬間は目線の声はかけず、見守って撮影しました。
そんな、ふとした瞬間から生まれた一枚です。