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新横浜店
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shinyoko photo 109
投稿日:2017/7/31
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@Shinyokohama
photo by Ouchi Akane
cordy by Sasaki Kaori
write by Kanasugi Mayu
「10歳」という年齢について考えてみてほしい。
「20歳」が「大人」だとしたら、10歳はまだ「子供」。
でも3歳や、5歳も「子供」。
同じ区分であっても、同じ子供とは言えないのではないのだろうか。
10歳の彼ら彼女らには一人一人に「自分」というものがあって、自分の世界を形成していて、それはもう大人とは変わらない。
このモデルの彼女も「10歳」である。
しかし子供の彼女はまだ、体は成熟しきっていない。
子供特有の細い手足。
まだあどけなさの残る顔のパーツ。
そこに子供らしい可愛さを感じるのだが、ふとした瞬間に「大人」を感じる。
それはこちらをじ、っと見つめる瞬間である。
その目は10歳という幼さを忘れさせるような、まっすぐで芯のある女性の目である。
「10歳」という年齢は「ハーフ成人式」という名に相応しく、まさに子供と大人の中間地点だと思う。
半分子供、半分大人。
そんな子供としての魅力と大人のような魅力を持つ「曖昧」な彼女を、前ボケで顔がうっすらと見える、「曖昧」な表現がより一層ミステリアスな雰囲気を作り上げていると思い、今回この写真を選んだ。
前ボケがあっても、彼女の目がしっかりとカメラを捉えていて、彼女の芯の強さが垣間見える。
ちょっとだけ肩を落とした着こなしも、10歳にはにつかない大人らしさを醸し出しているとともに、大人用のシャツはまだ大きいという子供らしい華奢さも感じられる。
いわゆる「キッズ」と呼ばれる年代の子たちは時々こちらを驚かせるような表情を見せる。
写真館では笑顔の写真が好まれるが、私はその被写体の人物像に迫るような素の表情に魅力を感じる。
そんな表情は親御さんは知らないことが多い。モニターで初めて写真を見て「こんな表情するんだ!」と驚かれる方も多い。
新しい写真館の楽しみ方は「子供の新たな魅力を発見する」ことではないのではないかと思う。
そして、そんな楽しみ方を提供する写真館の最高峰はライフスタジオであると私は考える。
photo by Ouchi Akane
cordy by Sasaki Kaori
write by Kanasugi Mayu
「10歳」という年齢について考えてみてほしい。
「20歳」が「大人」だとしたら、10歳はまだ「子供」。
でも3歳や、5歳も「子供」。
同じ区分であっても、同じ子供とは言えないのではないのだろうか。
10歳の彼ら彼女らには一人一人に「自分」というものがあって、自分の世界を形成していて、それはもう大人とは変わらない。
このモデルの彼女も「10歳」である。
しかし子供の彼女はまだ、体は成熟しきっていない。
子供特有の細い手足。
まだあどけなさの残る顔のパーツ。
そこに子供らしい可愛さを感じるのだが、ふとした瞬間に「大人」を感じる。
それはこちらをじ、っと見つめる瞬間である。
その目は10歳という幼さを忘れさせるような、まっすぐで芯のある女性の目である。
「10歳」という年齢は「ハーフ成人式」という名に相応しく、まさに子供と大人の中間地点だと思う。
半分子供、半分大人。
そんな子供としての魅力と大人のような魅力を持つ「曖昧」な彼女を、前ボケで顔がうっすらと見える、「曖昧」な表現がより一層ミステリアスな雰囲気を作り上げていると思い、今回この写真を選んだ。
前ボケがあっても、彼女の目がしっかりとカメラを捉えていて、彼女の芯の強さが垣間見える。
ちょっとだけ肩を落とした着こなしも、10歳にはにつかない大人らしさを醸し出しているとともに、大人用のシャツはまだ大きいという子供らしい華奢さも感じられる。
いわゆる「キッズ」と呼ばれる年代の子たちは時々こちらを驚かせるような表情を見せる。
写真館では笑顔の写真が好まれるが、私はその被写体の人物像に迫るような素の表情に魅力を感じる。
そんな表情は親御さんは知らないことが多い。モニターで初めて写真を見て「こんな表情するんだ!」と驚かれる方も多い。
新しい写真館の楽しみ方は「子供の新たな魅力を発見する」ことではないのではないかと思う。
そして、そんな楽しみ方を提供する写真館の最高峰はライフスタジオであると私は考える。
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