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新横浜店
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shinyoko photo 99

投稿日:2017/6/12

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『Smoky』

Photograhy by Ouchi
Write by oikawa
 
ライフスタジオのインテリアはハウス型スタジオで、
バック紙のような背景ではなく、立体的に作られた建造物の前で撮影を行っていきます。
立体的な建造物は奥行きのある撮影を強みとし、カメラの特徴を考えて作られているスタジオでもあると言えます。
今回選んだ一枚は、それを象徴する一枚でもあります。
 
ポイントは
  • 前ぼかし
  • 色味 です。
 
光について
お子様が立っているところは本棚の間のスペースであり、片面の壁に立たせることで左からのサイドの光をメインに撮影しています。
本棚は白いため、レフ板の役割にもなっています。
お子様がまっすぐ見ている写真ではなく、あえてバックの中に何かあるか探してもらう仕草をつけることにより、
少し下を向き、髪の毛のおかげで光がオーバーになりすぎていないのがわかります。
 
前ぼかしについて
本棚にはいろいろな“色”の本が入っています、あえてそれを隠すために前ぼかしを用いています。
前ぼかしには二つの意味があります。
まず、色を隠すことが出来る、前ぼかしを使うことで奥行きを感じさせて撮影することができることです。
被写体の前には本棚が写っており、その奥に、お子様がたっているのがわかります。
ライフスタジオのインテリアは立体的に建てられているからこそ、奥行きがある写真を撮影することが出来るのです。
奥行きをもっと引き出す方法として前ぼかしは有効的です。
 
最後に色味について
前ぼかしを使うことにより、色のメインが“白”と“黒”だけになり、統一感を出しているのがわかります。
写真に写っている色は白と黒の割合が多いのですが、色が濃い方へ集中しやすいので、圧縮写真で撮
影しています。そうすることによって、お子様が持っているバックの方に目線がいくように撮影しています。
お子様の着ている服の色に合わせて、動きをプラスしています。
この写真は、カメラマンはお子様が着ている洋服や雰囲気などを、
もっと引き立たすためにインテリア前ぼかしを用いて撮影しているのがわかる一枚なのです。
 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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