photo by Soo

 1/200 70mm f2.8 ISO160

きっと登れそうなものは登りたくなるタイプで。

体力もどんどんついてきてるから挑戦できるところまでやってみたくて。

その強い意志が口元にぎゅっと現れている。

「ヨイショ！」という代わりだろうか。

 

この階段があるところはシンプルな場所。

彼の一生懸命な表情が一番に伝わるように、引ける要素は全て引いているように思われる。

残ったのは彼の表情と、今しか残せないフォルムとすべすべの腕。

偶然その場に置かれたクッションが赤ちゃんらしい柔らかさを画面に残しているような気もする。

そしてその彼の頑張る背中を後押しするように、光は背後から伸びていて。

彼の感情がダイナミックに伝わってくるような１枚。

 

 

photo by Maru

 268853 1/160 90mm f2.8 ISO1000

パパママが彼のいつものお友達を連れてきてくれて。

きっかけはなんだったか忘れてしまったけれど、2人の後ろ姿がとっても似ていたのは覚えている。

まるで森に遊びにきた時のほんの一息の休憩の瞬間のように。

表情は見えないけれど、お互いが触れていることで言葉のない会話が生まれているような感覚になる。

真ん中にいるからこそ、カラフルな背景の中でも2人が際立って見える。

 

photo by Ueda

　259106 1/125 63 mm f4.0 ISO800

お誕生日を迎えて初めてのケーキ。

彼女にとっては初めて見るもの。

 

「これはなんだろう。食べられるのかな。」

「一口目。ん？甘くておいしい！」

 

エンジンがかかった彼女は次々に手を伸ばしパクパクとケーキを口に運ぶ。

夢中になっている彼女を見て笑みが溢れるご家族。

そんなみんなに気づいた瞬間。

「ケーキが美味しくて、みんなが私に微笑んでくれて幸せ！」と

言わんばかりに（筆者が勝手に思っているだけだけれど）

満面の笑みを見せてくれました。

ちょっと覗き込む感じがまた可愛くて、画角が少し斜めになることで

その良さが際立っているようにも感じられる。

表現の仕方次第で一つの動作がより魅力的に写るのだと感じた一枚でした。