『伝わるかもしれない』

photo.OHAGI

cordi.icchann

写真スタジオ業界はとても忙しいシーズンに突入しました。

新たにオープンした名古屋栄店にも、繁忙期が来ております。

おはぎさんの撮影を見たことがある人は分かると思いますが、

全力アシスタントなことと、毎回動きがオーバーなので、腰が痛い…。

日々、子どもたちと戦い、

子どもたちに癒される繁忙期を楽しんでおります。

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いきなりですが、写真と動画どちらを多く残しますか？

私は相棒のカメラで写真・携帯はほぼ動画です。

■相棒のカメラってなに？って人はこちらの記事へ

RICOH GRⅢx（GR3x)開封

おはぎさんぽ

動画のほうがその時話していた声や、動きが残されるので、

思い出の記録性が高いメディアだと思っています。

（じゃあ、記念写真も動画で良いじゃん。）

（なんて絶対に言ってはいけません）

（ここは写真スタジオのカメラマンのブログです笑）

おはぎさんは写真の役割は記録性ではないと考えていますが、

まずは写真分析をどうぞ。

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写真分析

とてもおしゃれさんな女の子

着物も自分で決めて、リップも決めて

鏡に映る自分の姿にうっとり

可愛い！と伝えると少しだけ嬉しそうな顔をするSちゃん

あれしてこれしてもたくさん聞いてくれて

でも、たぶん本当はおてんばな彼女！

だんだんと楽しくなってきて、

ちょっとだけおふざけをする彼女の3歳らしい姿が残したいと思った。

ふわふわのドレスに合いそうなインテリア

そこでくるくる回ってみてと伝えると、

思ったよりもキレイにくるっと1回転してくれた。

彼女の一瞬だけ重力に逆らったつまさき

バランスを取るため、上げられた右手の指先は自然に力が抜けている

表情も楽しい気持ちが伝わってくる。

おしゃれが大好きな彼女

でも本当はちょっとだけヤンチャな彼女らしい瞬間を残すことができた。

以下一部抜粋

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写真の役割は記録性じゃないかもしれない。

例えば、20年後にこの写真を見たとき、

こどもたちは写真を撮ったことも覚えていない可能性が高い。

パパとママも、この時にした会話すら覚えていない可能性もある。

この写真どこのスタジオで撮ったけ？

撮った人って男の人だったけ？女の人だったけ？

だからこそ、写真は良い。

記憶を呼び起こす呼び水のような役割を果たしたり、

撮った日のことは覚えてないけど、子どもたちが楽しそうだよね。

パパ・ママの若い時ってこんな顔だったんだね。

着物を着てくれなくて大変だったよね。

すごく人見知りがあったよね。こんなに小さかったんだね。

なんて会話がうまれるかもしれない。

うまれないかもしれない。

だからこそ、自分がなにを写したいのか。

どんなメッセージを伝えたいのか。

伝わらないかもしれないけど。伝わるかもしれない。

20年後の子どもたちへ

パパとママたちへ

写ってくれている子どもたちの子どもたちへ

だから今日もおはぎさんは写真を撮る。

 

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おはぎさんの好きが詰まっているので是非見てもらえると嬉しいです●