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名古屋西店
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横顔は感情の正面【写真分析】

投稿日:2023/10/8     更新日:2023/10/9

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『横顔は感情の正面』
photo.OHAGI
cordi.aochan

フォトスタジオ業界では10月11月は繁忙期と言われている。

何を隠そう七五三シーズンの到来だ。

もちろんこの時期以外でも撮影はしているだが、圧倒的に増え、

スタジオは子どもたちの笑い声と

着物を着たくない子どもたちの泣き声に包まれる。

でも帰る時には、また来るねー!おはぎさん面白かったー!

なんて言って帰ってくれるから不思議だ。

そんな繁忙期シーズンだが、ブログは頑張って書く。

なんてったって【表現することをサボ】ってはいけないのだから。

何の話やねんという方はこちらのブログへ

【表現するということ】

というわけで、表現のお話をしよう。


私には七五三の撮影時、

ほぼ100%と言っていい撮影ルーティーンがある。

まずは当たり前だが、全身写真

この時に『ちょっと練習で撮るねー!』

なんて声をかけて何もアクションせずシャッターを押す。

当たり前だが、慣れない着物を着て、

おはぎさんと名乗るふざけたカメラマンに写真を撮られて

大半のこどもたちは緊張でカチカチなことが多い。

(そんな姿もおはぎさんは可愛いと思うのだけど)

じゃあ、なぜ撮るのか。

もちろん着崩れがないかだとか

パパのネクタイの位置が変じゃないかだとか

ママのネックレスが服から出てるかだとか

手首にゴム付けっぱなしになってないかだとか

※おはぎさんの4大チェックポイント

そんな理由もあるのだけど、まずは観察する。

カメラ目線になるのか?姿勢のクセは?表情のクセは?

手に力が入ってないか?緊張の度合いは?

どんなアプローチが楽しんでくれるだろう?

家族写真からのほうが良い?

etc.etc...

1枚写真を撮るだけでも、こんな事を考えながら撮っている。

次に絶対に撮るのは、『横顔のクローズアップ』だ。


ここでタイトルを回収する。

『横顔は感情の正面』

おはぎさんはカメラ目線では100%の感情は撮れないと思っている

だって、考えてみて欲しい

680gのボディに805gのレンズ

真っ黒の異物が顔に近づく

考えただけでも恐怖(笑)

大人だって、カメラを向けられるとよそゆきの顔になるでしょ。

だからこそ、横顔で100%の感情を撮りたいのです。


【光の向き】 遠めの半逆光

【光の質】 布でディフューズ(拡散)された定常光

【絞り】肌のトーンを滑らかにしたい

    目のキラキラをしっかり映したいので絞りはF4

【かけた言葉】『パパどんな顔してる?』

ちょっとイタズラっぽい表情と、まだムチっとした手

パパのアクションをワクワクしながら見つめるキラキラの目

クローズアップだからこそ、たくさんの情報を詰め込める。

以下一部抜粋


撮りたい写真が撮れる事。

共感していただける事。

おはぎさんに会いたいと言ってくれるご家族様。

ちょっと癖のあるおはぎさんに協力してくれるスタッフ達。

改めてありがとうございます!これからもよろしくお願いします。

 

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おはぎさんの好きが詰まっているので是非見てもらえると嬉しいです●

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