Staff Blog
名古屋西店
楽しそうに生きていれば、地球の重力なんて消えてしまえるんだよ【写真分析】
投稿日:2022/11/24     更新日:2022/11/24
1161 2
『楽しそうに生きていれば、地球の重力なんて消えてしまえるんだよ』
photo by. Hagiwara Tsuyoshi
coordi by. Ito Azusa
おはぎです●
タイトルは
伊坂幸太郎
”重力ピエロ”の一文
この写真を撮るにあたり、この一説が浮かんだ。
小説の一説が写真に落とし込むときがくるのだから、
何をインプットして、どうアウトプットするのかが大切だと最近身を持って感じている。
------------------
名古屋西店には、様々なインテリアが揃っている。
まず、2階に上がり目に留まるのは、『月』のインテリア。
子どもたちも、ここに駆け寄っていく。
それほど、インパクトもあり印象的なインテリアの一部だ。
ここで撮るときに懸念していたことがあった。
インテリアが、遊具のように映ってしまう。
もちろん、子どもたちが遊びながら撮影できるのは本当に素晴らしいことだ。
だが、遊具のように映ってしまうのは、せっかくの幻想的なインテリアの魅力が伝わらないのではないかと試行錯誤していた。
写真を撮るうえで、頭の中で連想ゲームが始まる。
■月は空に浮いているもの
▷浮遊感を出したい
■そもそも月に乗っているってどういう状況?
▷夢のような曖昧な空間・幻想的な雰囲気
■どんなポーズが良い?
▷地に足はついていない方が良いよね。
▷手もベタっとついているより力が抜ける方が良いよね。
ダラダラと書いたがとにかく、浮遊感を出したい!!!!
その結果うまれたのがこの写真だ。
①水平・垂直を意識せず、ナナメに傾けて浮遊感を出した。
➁レースを手前に置くことによりかすみを作り、映したくない床を隠した。想的な雰囲気を作ることもできた。
➂天候は晴れと曇りの間
直射の光は入らず、ふわっと明るい光が回っている。
④笑顔満点の写真ではなく、月の上届くかなぁ?と提案し、素の表情を捉えることができた。
『楽しそうに生きていれば、地球の重力なんて消えてしまえるんだよ』
ふわふわ生きていたいです。良い意味でね。
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog