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水戸店
scrollable

どこかであなたは見られている

投稿日:2013/1/31

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先日、いつものように銀行に行くと、いつもとは違う女性が窓口に座っていた。多分。

多分、というのは、銀行では私はとことん本を読む事にしていて、よっぽど顔見知りの

受付さんでない限り、私の脳も目も、「女の人」くらいにしか認識していないのだ。

それで呼ばれても、顔見知りの方以外には、魂の抜けたような顔をして、「はい。」と

口だけが返事をするのみなのだ。

それで、そのいつもとは違う女性に呼ばれて私の番になったので、

魂の抜けた顔のまま、目も合わさずに、「お願いします。」と通帳を出すと、

びっくりするような事をその女性が私に言った。

「今日、授業参観行かれたんですか?」

あまりに意表をついた言葉に、その人の顔を見た。やっぱり知らない人。

私はよっぽど「??????????」という顔をしていたのであろう。

すぐにその方は明るく、「世永さんのこうたろうくんと、うちの娘、同じクラスなんですよ。」言った。

ひーっ、息子のクラスのママだったのか!

その瞬間私の顔は、エクソシストの顔の変わりようと同じくらい、180度顔がくるっと回転して

笑顔に変わったに違いない。

私は、これまでの態度を忘れたように

「え~ッ?!同じクラスだったんですね~っ。よろしくお願いしますね~っ。」と

ぺらぺらのお愛想さんに変身していた。

(あ~、何処で知ってる人に会うかもしれないから、外に出ても態度には注意しなくちゃなあ)と

反省しながらスタジオに戻った。

先日、目がゴロゴロしてちょっとこすって鏡を見たら、白目が出血してすごい目になってしまった。

眼科に行き、待合室で、その日は店舗で出した課題の本を夢中で読んでいた。

夢中で読んでいると、もやもやっと私の名前らしき名前が呼ばれた。

(なんだか私の名前っぽいけど、はっきり言ってほしいなぁ(怒)・・・)

もう一度、もやもやっと私の名前らしき名前が呼ばれた。

やっぱり私か・・・。本も途中になった・・・・。

「ふわあい。」私も怠けた返事をお返しして、目の前の受付に行くと、

お姉さんが、「後ろの、面談のブースですよ。」と言って、

待ち合い席の真後ろ側を指さした。

なんだ、こっちか。180度回転してぐるっと回って今度はちょっと

不機嫌な顔も追加された私は、ブースの椅子に座った。

目の前の担当の女性がカルテを見て言った。

「お久しぶりです~!!」

キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

女性の顔を見ると、結構親しくさせていただいているお客様だった!

そして私はまたエクソシストになり・・・・・

・・・・・・・。

やはり、外を出ても、素をさらけ出すのを止めなければいけない。

口角を少し上げ、目をキラキラさせて歩こう。

そう。ミッションも外で体現するのよ!!

・・・・・

 

達は、普段「関係性」などとすぐに言うが、スタジオを離れたらどうなのであろうか?

自分なりのミッションを

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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