先月、水戸店の鈴木くんが、越谷での１か月の循環勤務を終えて水戸に帰ってきた。

今月は、引き続き越谷の未央ちゃんが水戸店に滞在している。

そして昨日の火曜日、本社（越谷）から、ピョンちゃんとよしだよしえさんが、

はるばる水戸におしゃべりに来てくれた。

鈴木くんと未央ちゃんからは、かねてからへヨンさんの写真教育についての話を

聞かされていた。

へヨンさんの写真教育は、聞くところによると、「厳しい」らしい。

鈴木くんは言った。「へヨンさんは、教育の為、あえて厳しく言ってくれるんです。」

２人の話から聞いて解ったのは、へヨンさんの写真、仕事に対する姿勢。

”公平に”厳しくすることは、なかなか難しい。

自分に甘い人間にはなおさら難しい。厭な奴だと思われたくないからだ。

私なんかまさにそうだ。

そしてそう思われたくないから、真っ正直に面と向かっては言えず、何かテキトーに濁す。

でもそれが何の為になるのだろう。

自分の為にも人の為にも、何にもならない。

へヨンさんは、自分の役割を熟知し、自らきちんと立場を作り、誰の写真にも公平に

分析をする。

解らないことはすぐに聞き、説明があれば納得する。

ピョンちゃんからは、「へヨンさんは、プライベートでは女性らしくて、とっても可愛く、

恥ずかしがり屋、そして優しく思いやりのある人」である、と聞いた。

へヨンさんは、仕事の上では、つまらぬ自我をシャットアウトしているのだろう。

誠実な自我のみが、ひとりひとりの写真の向上の為、店舗の為、会社の為に働く。

自分に厳しいからこそできること。

そこにはつまらない自己顕示欲や我儘や弱気など皆無で、ただただ高い理想と

目標の達成意識があるのみである。

リーダーに必要な資質を彼女は持っている。私は彼女を見習わなければならない。

私は、へヨンさんとは面と向かってきちんと話をしたことがない。

でも、休日をはるか水戸まで２時間半かけてきてくれたピョンちゃん達のように、

人見知りを封印して　会いに行ってみようかな・・・。