3年前、マタニティーフォトを撮ったお客様の〈出産シーン〉を撮らせていただいたことがありました。

出産シーンの依頼の際に、「私が休みの日でしたらいつでも飛んで行きます」と約束し、

見事私の休日の朝に陣痛を起こした（？）Uさん。

陣痛のシーンから出産までをドキュメンタリーで撮らせていただきましたが、

先日　その時の赤ちゃんがお姉ちゃまと共に3才の七五三の撮影にいらっしゃいました。

撮影しながら　生まれてきたときの瞬間やその時のUさんの母としての誇りに満ちた表情を

思い出し、胸が熱くなりました。

生まれてくるまでの母としての思い、

そして　成長していく我が子を見守る母の思い、

マタニティーフォトを通して　ずっとこんな母と子、そして家族の歴史を撮っていると

この純粋な思いが社会に充満して

損得、怒り、憎しみのない　愛に満ちた社会であってほしいと心から願います。

今日もまた　幸せなお二人がいらっしゃいました。

来月に出産を控えた　もうすぐママになる素敵なCさんは

これまでに一針一針愛情込めて　編んできたベビードレスやシューズ、ガウン、帽子を

持ってご来店されました。

生まれてくるベビーを心待ちにする　爽やかなご夫婦に　

心から癒され、そして楽しませていただいた今日でした。

ご夫婦のもつこの愛に満ちた世界に触れ、ひととき水戸店も　幸せな空気に包まれました。

たった二人だけれど　これ程影響力を持つ　愛の力。

昨日私たち水戸店では、社会正義を討論しましたが、

結局「愛」につきるのではないのでしょうか・・・・。