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水戸店
仕事と家庭と
投稿日:2012/1/31
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3年前の私は、仕事と家庭の両立に、精神的に苦しんでいた。
まだまだ母親に甘えたい子供とは、朝と夜に少しの時間一緒にいられるだけ。
仕事をしていると家の事を考え、家に帰れば仕事の事を考えてしまう。
土日はパパに子供も家庭も丸ごとお任せ状態。
心苦しく出かける朝。
仕事にしても、遅い夕食の支度や家事の為、遅く残って仕事もできなかった。
スタッフの感情も考えるとこれまた苦しかったが、それでも「お疲れ様~」と
定時に帰宅。
あ~あ、この状態は絶対スタッフに理解されないだろうな、と情けなくなる毎日。
・・・・・
今、この3年前の感情を思い返すと、懐かしい気持ちがする。
やっていることは多分変わらない。
それどころか、遅くなることもしばしば。
何が変わったのだろう。
子供の成長ももちろんだが、
行為は同じでも、送り出してくれるパパが変わったのかもしれない。
それとも私の、家庭を犠牲にしているという罪悪感がなくなったからかもしれない。
何だろう。
運動会にも出られなかった3年前。
今は、平日でも、小学校の授業参観があれば「ごめんねー!」と言いながら、
その時間は母親として、スタジオを抜け、出かける事ができる。
何だろう。
スタッフにごめんね、とは思うけど ひんやりする感覚はない。
甘えかもしれないけれど、
私のまわりが とても暖かく、何とありがたく仕事をさせもらえているのだろう。
・・・・・
ひとりひとりが違う環境を背負いながら仕事をしている。
人が無理に、苦しみを伴いながらしなければならない仕事というのは、
本来のあるべき姿ではないと感じている。
今は私だけだが、将来、家庭のあるスタッフが入ってくるかもしれない。
少なくとも、仕事に向かう心に、なんの負荷も感じさせない環境を整えたいと思っている。
・・・・・
スタッフや家族、父母に感謝しつつ。
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