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水戸店
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シャークスチームモップと李社長

投稿日:2011/10/29

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このところずっと、自宅の床は手軽であまり疲れない、「スチームモップ」を使用している。

深夜番組で有名なあれである。

膝はつかなくてよいし、あの“シュー~ッ”という音と蒸気が 如何にも綺麗にしてますよ感を醸し出して

楽しくラク~にお掃除ができる。

先週の休み、ちょっと壁の腰板の上に埃が乗っているのに気づき、流石に5mm幅の部分はスチームモップは使えないので

膝をついて雑巾で拭いた。

ついでにそのまま床も雑巾で拭き始じめた。

床に膝をつき、顔は床の上20センチほど。雑巾も捨てたもんじゃない。かなりピカピカになる。

しかも床上すれすれでちゃんと綺麗になっているのを拭きながら実感できる。

いつの間にか、手が直接綺麗にしてゆく快感に襲われ、部屋中を拭きまくる事になった。

無心で拭いているつもりが いつの間にか頭はこんな事を考えていた。

「李社長に会わなかったら、私はどのような人生を送っていたのだろうか・・・」

李社長に会う前、私は 実家の写真館の一社員として(ヒラです)、支店を任されていた。

3年半前、自分の意思ではなく、会社の意思で 李社長に出会った。

李社長との出会いによって、自分がいかに出来ない人間であるか、正面から向き合わなくてはいけない状態

が私に与えられた。

その時から1年、いや1年半ほどは、自分の人間としての不出来具合を突きつけられ実感し、情けなくて悲しくて

この場から逃れる方法ばかりを考えていた。

今、その時の自分に会うことがあったら言ってあげたい。

「自分ときちんと向き合い、目を背けず自分がどのような人間なのかを認識していく事から、

成長が始まるんだよ。」と。

自分が成長したと思って書いているのではない。

ただ 確かに変化はしたと実感している。

今は李社長の言葉を3分の2は理解できる。でも3年前は3分の1も理解できなかった。

3年前に李社長が話した事を、今なら理解できる。

あの時 社長はこう言いたかったのかと 瞬時に理解できなかったくやしさとともに今理解できる喜びを

噛みしめる事ができる。

3年前の私はオーナーになるなど考えもしなかった。

今私は 楽しく頼もしい優秀なmito店名物スタッフと一緒に、充実した毎日を送っている。

スチームモップは便利でラクだけれど、

真近に床と向き合って 集中して 汗をかき腰が痛くなるまで 一生懸命体を使うことも必要だ。

 

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それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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