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水戸店
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インテリアの罠
投稿日:2011/5/31
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最近はとても嬉しいことに、水戸店でも、リピートしてくださるお客様がかなり増えてきました。
これまで多い方では、11回いらしてくださっています。
今年はオープンして丸3年になりますが、ちょうどオープンの年に1才のお誕生日にいらしてくださった方々の、七五三ラッシュを迎えています。
そうなると、まず一番考えるのがインテリア。
表現上の手段としてのみではなく、ライフスタジオの文化そのものを象徴しているインテリア。
私たちは、常にあらゆる分野において変化発展をしていかなければならないと考えています。
その中でも一番形として見えてくるものがインテリア。
インテリアを発展、変化させ続けていくという事も、何度もお越しくださっているお客様の為だけではありません。
水戸店でも、丁度1年前の春、大きなインテリア工事をして、大きく前進しました。
インテリアが、店舗における構成要素の部分的なひとつひとつの役割に、如何に大きく影響を与えるものであるかという事を身をもって理解しました。
私達の考え方、写真についての知識、感受性、技術、お客様との関係の深さ。
インテリアによって私達は劇的に変化し、そしてちょっと前進しました。
1年の間に、そのインテリアもちょっとずつ手を加えられ、より愛着の感じられる自分たちのものになってきました。
けれどまたそろそろ変化させる時にきていると、私たち水戸店の3人全員が考えています。
来月インテリアを進化させることを決めましたが、その前にひとつだけ、強く思っていることがあります。
-インテリアは、「変化」ではなく、「発展」させるものでなくてはならない。-
ということです。
見飽きたから。何度ももう使っているから。
このような事がインテリアを変える原動力になってはならないと考えています。
今あるインテリアが、私たちに何をもたらしたのか、何を得たのか、それを知り尽くした上でなくては、何を発展させればよいのかが掴めないまま、ただ見た目が変わるだけで満足するようなものであってはならないと思っています。
本当にこの今使っているインテリアを、私達はあらゆる面から理解し、使い尽くしたのか。まだ知りえていない部分が残ってはいないだろうか?このインテリアが私たちに教え残してくれた事はないだろうか?
ひとつのインテリアの命を終了させるのには、とても重い責任があると思っています。
前回の大きなインテリアでも、いらなくなったと思っていて処分した物の中に、今思うととても大切だった物がありました。
これからのインテリアに向けて、強く思っていることは、インテリアに使われる、インテリアに助けられるのではなく、インテリアと共に進化する私たちでありたい、そうでなければならない。という事です。
なぜなら、インテリアには私達の、心、考え、文化、想い、哲学、全てが含まれていて、それは私達の中から生まれてきたものであるからです。
簡単思いで変えてはいけない。けれど 変えていかなくてはいけない。
この事を肝に銘じて愛し愛されるインテリアを創っていきたいと思っています。
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