Staff Blog
水戸店
scrollable
街とは
投稿日:2010/2/24
763 8
水戸は 県庁所在地でありながら、
規模、人口とも 首都圏のベッドタウンより 小さい小さい町です。
小さいながらも、昔は 「まち」が「街」として機能していました。
駅から伸びた国道沿5キロ程は、商店が軒をつらね、
デパートも数件 映画館、スポーツクラブと
車がなくても 徒歩や自転車で生活を おくることができていました。
10年ほど前からでしょうか、 政治ゼネコンがらみの、
住人の意見 街の機能無視の 都市計画が行われ始めました。
中心で機能していた機関が どんどん郊外へと移転され、
それと共に 郊外大型店がぞくぞく登場し
とどめは 美しいお堀に囲まれた県庁が郊外へ移転したのをきっかけに
街はいまや 閑散としています。
郊外の大型店を 私は否定はしません。
ドライブがてら出掛ければ、一日楽しむことができます。
けれど、釘1本欲しい そんな時に
車で郊外のホームセンターへ行かなければなりません。
街の中に住んでいるのに。 私はデパートの隣に生まれ育ちました。
子供の足でも すべての用事が足せました。
図書館、プール、行政機関、商店街、
街には [文化]と[人と人とのふれあい]がありました。
水戸が根っから大好きな私。
何もないね、と郊外の人に言われるとほんとに悲しくなります。
歩いてみれば、隠れ家のように存在する
素敵なお店だって いっぱいあるのに。
街のために、大好きな水戸のために 何かできないだろうか、
そんな気持ちを もんもんとかかえていたある日、地元の新聞社から、
水戸でがんばってる女性達の連載をしたいとの お声をかけていただきました。
そんなにがんばってはいないのですが、
それをきっかけに集まった女性達が中心となって
まちづくりを考える女性の会ができました。
名づけて 「まちを愛する 和と輪と話」の会 。
まず始めに 水戸のまちを歴史から掘り起こし、
みなおしてみようというイベントをすることになりました。
まだ 始まったばかりですが 大好きな自分のまちのために
何ができるか、いろいろとチャレンジしていきたいと思っています。
P.S. 新聞に載った 友人知人からの一番の反響は、
「歳がでっかく載ってたね。」です。
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog