Photogenic
水戸店
【 イメージの具現化。】
投稿日:2022/11/26     更新日:2022/11/26
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写真を撮るにあたりイメージの合致はとても重要です。
写真は各構成要素から作られています。
よく光がいいとか、構図がいいとかこれらはその構成要素の一つ。
今回は成人式の撮影でしたのでメイクも構成要素の一つにはいります。
それらをいかにイメージに寄せていくかが大事という話というこです。
順序(成人撮影の場合)
【被写体の想像するイメージ。】
「かっこいい感じ」
↓
【イメージに合わせてヘアメイク担当がメイク。】
↓
【カメラマンが被写体へのヒアリング、ヘアメイク担当からのメイクの意図を予想。】
↓
【ライティング、ポーズ、表情を選択。】
↓
【撮影。】
被写体のイメージが最重要事項(オレンジ部)です。
ここに近づけるために構成要素(青色部)を選択していきます。
【構成要素①:メイク】
今回の被写体の想像するイメージは「かっこいい感じ」ですのでそれに合わせてヘアメイク担当がメイクします。
どんなメイクのジャンルなのか、どんな質感なのか、どんなポイントメイクなのか
メイクの中での構成要素があるのでそれらを希望の「かっこいい感じ」に近づけていきます。
カメラマンもそのメイクをみて、ヘアメイク担当がどういった意図でそのメイクをしたのかを感じ取る必要があります。
【構成要素②:ライティング】
クールで艶感のあるメイクで上がってきましたのでここからがカメラマンの仕事です。
ここでの一番重要な項目が、被写体のイメージとメイクの意図を感じとりどんなライティングにするかです。
かたい光を使うのか、使った場合直接当てるのかバウンズさせるのか。
今回はかたい光を線にし順光気味に直接当てるようにしました。
そうすることにより、化粧の発色や艶感がより表現でき、被写体に陰影を付けかっこいい印象を与えます。
この際に気を付けないといけないのが、艶感のメイクに重要な透明感です。
それを表現する際にはホワイトバランスを変える必要があります。
【構成要素③:ポージング】
アンニュイをイメージしたポージングになります。
どこか儚げで愁いを帯びている、ミステリアスな雰囲気を表現したかったので頬杖をついて少し口を開けてもらいカメラ目線を貰いました。
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