Photogenic
水戸店
【 記録と記憶。】
投稿日:2020/7/20
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僕には4つ上の兄と4つ下の妹がいます。
正直そこまで会話という会話はしなく、どこにでもいる一般的な3兄弟です。
父に聞くと昔はよく3人で遊んでたらいしいですが、僕には記憶がありませでした。
少し前までは。
水戸店のイベントで自分の過去の写真を使うことになり、親に写真があるか聞いたところ押し入れから数百枚もの写真が出て来ました。
もともと写真が好きなのは知っていましたがまさかこんなにあるとは思いもせず、中を見てみると兄の生まれた時に写真、僕が生まれた時の写真、妹が生まれた時の写真。
僕ら3人の成長の記録を撮っていてくれていました。
それら見ているとその時の気持ちや、内容をぼんやりと思い出していた自分がいました。
写真というのは、記録をすることにより記憶もできる、忘れていてものちにそれを見直すと記憶が戻ってくる。
それを自身で体験しカメラマンというものの意義を改めて感じました。
今度は僕がそれを撮影する番が今、回って来ています。
この姉妹さん。
今回は妹ちゃんの七五三の撮影できてくれました。
二人は10歳年齢が離れていていますが、姉は妹が妹は姉が大好きだというのを来店時から感じました。
姉妹撮影の時に二人ともヘアメイクし妹は姉に姉は妹に「可愛いっ!!」
撮影中はずっとふざけ合い、笑い合い友達とはまた違う距離感でいる二人を見て、僕らも笑い、ふざけ4人での空間ができていました。
撮影後ママさんから「写真を見て『妖精みたい!』と盛り上がっています」というお言葉をいただけました。
カメラマンとして、いい記憶、いい記録を残せたのだと実感しました。
何年か先、この日撮った写真をふと見て二人の記憶が戻って来たその時。
僕が親の写真から感じたものをこの二人も感じてくれる。
それをたくさんの人に広めることが出来るこの仕事につけて本当に幸せです。
・photo by Nihei ・written by Nihei
・Canon EOS 5D3 ・Canon EF24-70F2.8L 2 USM
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