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京都桂店
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投稿日:2013/12/23
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time 理由がすぐにはよくわからないけど惹かれる写真というのが存在します 暖かい写真が好きな人もいれば、雑誌のような写真が好きな人もいるように この感覚は人それぞれですが、大多数が見てもよいという写真もやはり存在します それを目の当たりにした時、「良い写真」と思うだけか「その写真の過程」を 思い描けるかがその人の写真の力だと思います よく良い写真が撮りたければ写真を分析しなさいと言います その理由は、例えばカーナビに頼った運転をしていると、カーナビ抜きで同じ道を 走った時どこに行けばいいのか分からなくなるように、闇雲に撮影を続けていると たまに出てくる良い写真が何故良い写真なのか論理的に理解する事ができないからです つまり、シャッターを押してみない事には結果が分からないという事です。 では、写真の理解度に関係無く大多数が良いと感じる写真とはなんなのでしょうか? 私の考えですがそれは「生命力」では無いかと思っています なんとなく惹かれるというのは、写真から何か湧き出てくるものがあり それを見た人が感じとる状態の事です その内容が私は「生命力」だと思います 私達が写しているのは人間です 被写体の心情、撮影者の心情、空気、天気・・・ 被写体によって生命力は様々です 知らない場所に置かれ泣いてしまう子もいるし、写真が撮りたくてノリノリの子もいるでしょう その人のそのとき発揮される生命力を感じ取って切り取る事も重要な要素のひとつですが 特にそういった感情が多くはない場合もあります それによって写真から生命力が失われるのであれば、それは撮影者の力ではなく被写体の魅力 を受け取っているに過ぎない事になります いつどんな撮影であっても生命力を発揮する瞬間を作り出す事が我々の仕事であり その方法を会得する事が大多数が良いと思える写真を作り出す条件ではないでしょうか 念願叶った七五三の撮影 親御さんと共に長い間トライを続けた篠原さん その人達の思いがつまった撮影となりました |
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