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思考は現実化する

投稿日:2025/11/28

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お金持ちになりたいなら、いくらほしいのか、なぜほしいのかハッキリ決めろ

 

思考は現実化するという言葉は誰もが一度は聞いたことがあると思う。しかし、実際にそれはどういう意味なのかを理解している人は少ないし、思考を現実化させ、成功を収めている人というのはさらに少ない。

思考は現実化するという言葉だけを切り取れば至極簡単に聞こえる。思い描けば、現実に、なる?当たり前だが頭に思い描いただけで現実化するわけもない。

そんなスピ的な話ではないし、ただ欲望を持っていればいいという話でもないのは中学生でもわかることだが、なぜか私たちはこういう自己啓発的な言葉が耳に聞こえてくるとその言葉を短絡的に捉え、ただ頭に描くことで夢や目標が実現するという思考に入ってしまう。これは頭が悪いとかということではなく、ある種の「逃げ」なのだ。現実に叶えたい事はたくさんあれど、具体的な実現方法はわからない。だから深く考えることをやめ思考は現実化するを言葉の通りに受け取り「ほら、やったって実現しないじゃん」という結論で目標を追いかけない自分を正当化しているに過ぎない。

だが、当然この本で言いたいことはこんなレベルの事ではない。じゃなければこんなに有名になるはずもない。

 

この本で言っている「思考」というのは「絶対に実現するという諦めない信念」である。

単なる望みを持つことと、願望を現実のものとして受け入れ心を準備することは全く違うことだ。例えば夏までに痩せたいという望みがあるとする。これがただ痩せたいということだけあれば実現することは難しい。なぜなら自分の中に「なぜやせたいのか?やせないとどうなるのか?具体的にどのくらいいつまでにやせたいのか?」が無いから、実現しなかったとしても傷を負わないためだ。私はよくこれを「写真の腕」で例える。写真がうまくなりたいとライフスタジオのほぼすべてのカメラマンが口にする。しかし、実際にライフスタジオを代表する(フォトフェス)などで存在感を表すのはほんの数人だ。これは才能の違いだろうか?私は「やってきたことの違い」だと思っている。写真が生まれるまでの過程に違いがあり、そこに違いが表れる理由は「写真がうまくなるという強い信念」があるからにほかならない。選ばれる写真と選ばれない写真には明確に差があるのだ。

 

チャンスは準備をしていた人のもとにやってくる

「子供が動くから思うような写真を撮ることができない」という意見をよく聞く。私はこの意見を聞くたびに少し落ち込み、そして質問する「それなら、大人が相手なら素晴らしい写真が撮れますか?」大体のカメラマンはここで話が終わる。自分が矛盾した意見を言っていることに気づくからだ。動く被写体が撮れないというのに、大人のような全く動かない被写体もまた苦手意識を持っている事が多い。ようは技術不足なのだ。自らの力を向上し、技術を身につければ被写体が動くとか動かないとか関係がなくなる。むしろカメラマン自身の能力が不足しているがために子供らしさや決定的瞬間を見逃している可能性のほうが高い。お客さんは良い写真をもらえず、カメラマンは撮れないことを動く子供のせいにする。もっともよくない状況だ。

スポーツでよく「チャンスをものにする」という表現を用いることがある。サッカーで有名な本田圭佑さんは、日本代表でレギュラーでなくベンチスタートが多くなった時、こう考えたという「自分が入ったら何をするかを常に考えながらベンチで戦況を見ている」と。本田選手は途中出場で結果を残すことが多かった。それはただただ呼ばれて途中から出場するのではなく、戦況を常に見極め、入ったら何をするかを明確に準備していたからこそ結果が生まれるのだ。

 

感情×信念=実体

信念は、願望や感情など形を持たない一種の思考を、物理的な実体あるいは現実的事象に転換する。冒頭に話したように、現実化しない思考というのは、ただの願望や感情であることが多い。しかし、その弱々しい願望や感情を強く現実に形としてあらわすためには信念が必要なのだ。「お金持ちになりたい」この言葉は思考は現実化するというテーマの上で最も頭に思い描かれることが多いのではないだろうか。誰もが思うことだし、この願望自体は至極普通だ。だが、これではただの願望に過ぎない。願望は現実化しない。この願望に実体を持たせるということは、実際に自分の手元に大金がある状態、もしくは常にお金が入ってくる状態だ。実際にそうなるにはどうすればいいか?方法は無限にある。大企業に入る、起業する、宝くじにあたる、拾う。。。しかしどれも道のりが長そうで、近道はなさそうに見える。そんな時に重要なのが信念である。

「あなたは、なぜお金持ちになりたいのか?」「いくら必要なのか?」これが無いと、実現する前に力尽きてしまう。あなたが求める富によって、あなたの人生が決まるのだ。

 

否定的な感情もまた、信じればその通りになるという法則が働き悪い方向に働く

思考は現実化するという言葉は、何も夢とか目標だけに限った話ではない。すべての事にはこの法則が適用される。それは時に否定的でネガティブなことでもそうだ。「やりたくない」「嫌い」「自分は一生このままだ」「金持ちなんてなれない」こういう思考は、自分自身を現状に縛り付け一生がつまらないものになるだろう。例えば本田圭佑さんがもし「ベンチスタートなら今日は試合出れないかもしれないから準備も適当でいいや」なんて思わないとは思いますが、もしそのような準備だったら、途中出場で得点を決めたりすることができたでしょうか?

ネガティブと同じくらい法則が悪い方向に働いてしまうのが「ズル」だ。ズルは成功を遠ざける最もよくない行為だ。誰も見てないからと手を抜いたり、結果的に人をだますことになる行為は、その思考回路が成功を呼び込まない。そして周りから信頼を無くす。信頼されない人が成功することは絶対にありえない。

自分で認めない限り限界はない

 

信念を作り上げるのは、自分自身を説得できる人

人は弱い生き物。つらくなれば必ず辞めたくなるし、逃げたくなる。やめるのも続けるのもその人の自由だが、思考を現実化させるためには続けるための信念が必要であることは先述した。ではその信念をどのように作ればいいのか?それは自分で自分を説得できる状態を作ることだ。深層自己説得ともいうが、つらい時、辞めたいときに自分と対話する、なぜ辞めたいのか?辞めたら実現しないがいいのか?自分はこうなりたいんじゃないのか?

こうした対話を繰り返しできる人ほど信念は強くなり、実体となって結果が表れる。

 

最終的に勝つのは私はできると思っている人

これはバカみたいな根拠のない自信の事ではない。強い信念と行動計画を準備したうえで自分が納得できている状態の事だ。この状態まで行けば、進めば必ず結果は現れる。文字通り思考は現実化するのだ。そういう人は、たいてい自分はできると信じて疑わないし、実際に成功する。

大きな夢はもちろんいいし、小さな目の前の事でも構わない。目標を持つ人生は美しい。

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