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京都桂店
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新たな栄養 photo:1

投稿日:2013/7/19

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私は撮影場所が変わってもあまり写真が変わる事はない。

ある程度経験を重ねると(といっても二年ですが・・・)自分の写真と言うのが定着してくる。
それは二ヶ月カメラを握らなくても最初こそ多少ぶれたがそれ以降変わらない。
 
私の写真が変わるときは私の中身が変わった時にしか起こらない。
テンションとか気分という低次元なもので変わる事は極力したくないのでそうならないよう努めているが、私は普通の人なので色んな要素によって良くなる事も悪くなる事もある。
 
私にとって一番の栄養剤は「悔しさ」である。
立場上、そういう経験をする事が少なくなってきた今が最高の栄養素を吸収する時である。
人の上に立つとどうしても言われる事が少なくなったり、本当は言いたいんだけど言えない関係性にいたりと、言ってみれば目の上のたんこぶ的扱いを受けるときもある。
私はそれが本当に嫌いで、それに甘んじる自分が最悪だと思っている。
 
だから私に対してきちんと言ってくれる人間、もしくは私に刺激を与えてくれる写真を提示してくれるツールなど、とどまる事を許さない環境が必要であり、自分で作る必要もあるし、願っているからおのずとそういう環境になってくる。
 
本当は楽に生きたいくせに相変わらずドMだなとつくづく思う(笑)
 
ちょうど二年前、入社したばかりの頃に「ライフで一番のカメラマンになる」と豪語していたのを思い出した。なんでなりたいのかなんてたいした理由は無い。ただ誰にも負けたくないだけだった。
あの頃はただ口走っていただけだけど、今はその道筋をしっかり歩んでいると自覚できる。
 
波のように押し寄せる栄養素を横に逃げるのではなく真っ向から受け止めていこう。
 

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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