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京都桂店
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離れてみる

投稿日:2013/5/31

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インテリア工事を始めて一ヶ月。

 

物件が決まった頃はまだ涼しかったのに、今ではクーラーの工事がまだ先である事による絶望感も感じ始める

 

 

現場を離れて約一ヶ月。

 

カメラマンになってからこんなにカメラを握っていない日が続くのは初めてだ。

今、撮影をしたらきっと鈍ってるんだろうなーなんて思いつつも、このタイミングでカメラを手放すのはむしろ願っていた事かもしれない。

 

例えば、野球選手になる為には素振りは必須である。

素振りの経験なくして野球の楽しさはわかりきれない。

 

プロを夢見る少年達は素振りをする。ただひたすらに。

何百、何千と素振りをしていると、安定感がでて自分の振り方というものが定着し、実践の場で練習の成果を見せる事ができる。

 

しかし人間とは不便な生き物で、調子を維持するのはとても難しい。だからもっと素振りをする。

今度はあまりにも素振りをしすぎて、できていたはずの振り方がだんだんずれてくる。

 

これはなんでも当てはまる。ピアノでも習字でも。同じ事をやりすぎるとわからなくなってくる。

 

私はその時が来たと思っている。

今でも安定的に写真を撮る事はできる。

でも私はまた違うステージへいかなければいけない。

 

そう思っていたら離れてみる機会がやってきた。

今は現場を離れた事でまたイメージが膨らんできている。

 

久しぶりで鈍るのは小手先の技術だけ。心を満タンにして、また現場に戻ろう。

 

写真は、長い間離れすぎている京都。。

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