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京都桂店
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写真分析64
投稿日:2012/12/23
776 0
photo by Mr.Lee in shinmatsudo
構成要素
105mm f5 1/100 iso1000
光:
左からの蛍光灯。
被写体に対して顔の2割くらいしか当たっていないので、少し足りない気もする。
もう少し被写体を画面左に向かせるか補助光を足すことが必要。
社長は光が良くないことくらいわかっていると思うので、よっぽどここで撮影する理由があると考える。
フレーミング:
望遠を使っているメリットは、画面の前後を圧縮すること、そしてボケ味が大きくなって被写体が
引き立つ事。
前後の圧縮
上部の白い前ボケ、左の黒い前ボケがフレームの余分な空間を埋め、立体感を出している。
背景にある画の書いた壁も、被写体にかぶらないように配置され、被写体の次に目を引くポイントになっている。
下部の切り方
ポイントは足の開き具合とスカートの少し下ということ。
私の場合、足でカットすると切られている感覚になるのであまりこういう切り方はしなくて、
スカートの上の部分で切ってしまう。
それが間違いではないが、被写体に近づいた別の表現になる。
ところがこの写真には切られているような不自然さは無く、むしろスカートの上で切るよりも
すっきりとした印象がある。
理由は両膝をくっつけていること。
そうすることで無理の無い切り方ができる。
ポージング:
普通に立っていて飾りを手に持っているだけ。
なんの変哲もないポージングである。
なのに印象的なポーズに見えるのは、表情と雰囲気が合っているからである。
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