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京都桂店
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写真分析62
投稿日:2012/12/23
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photo by Mr.Lee in shinmatsudo
構成要素
24mm f3.2 1/60 iso800
なぜ広角で人の全身を撮っても不自然にならないのか?
まず広角を使う理由を考えてみる。
イメージとしては楽しい雰囲気でわんぱくな感じ。
子供のそういうイメージをつけるには広角で撮影するはひとつの手段となるので、
広角の理由はそこではないかと考える。
仮に望遠などで切り取ったとしても悪い写真にはならないと思うが、被写体の表情と仕草を
考えると広角が適切と考える。
通常、このアングルで広角で撮影すると被写体の頭が大きく写る。
この写真も若干だが頭の部分が大きく見える。
子供のわんぱくな写真を撮るときに頭が大きくなる表現は効果的な場合もあるが、
それならもっと上からのアングルで撮影してもいいと思う。
しかしそうしていないという事は、その特徴はそこそこにして安定感のある整理された写真にも
したいという意図が感じられる。
明るい雰囲気と整理された写真を広角で表現するためにはこのアングルが一番だと思う。
しかし問題はそのあたまでっかちな部分をどう対処するかである。
そのヒントがはしごにあると思う。
よく見るとあたまでっかちなこの写真もぱっと見ではあまりわからない。
理由ははしごの形。
被写体が逆三角形なのに対してはしごが三角形をしているので、トータルバランスを見ると
不自然な感覚が無くなる。
また、ほぼフレームいっぱいに被写体が入っているので背景にバスとかが入っているがあまり気にならない。
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