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京都桂店
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リーダーになる人のたったひとつの習慣

投稿日:2012/12/21

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この本を読むきっかけは、ブックオフで100円だったからが7割(笑)
あとの3割は「たったひとつの習慣」と言い切っているタイトルに惹かれた。
 
この本はストーリー形式になっていて、三人の店長がそれぞれのカラオケ店を立て直すという話。
タイプの全く違う三人が結果的に三人とも成功するその過程を描いている。
 
この本を読んでみて一番吸収すべきだと思った点は、やり方はそれぞれあったとしても、
最終的に必要なのは上司がどれだけ部下のことを真剣に考えているかということ。
 
強制し、強引に自分のやりたいように作っていくこともできる。
一番早く、明らかに状態を変化させるにはこの方法しかない。
こうすることでそのチームは一時的に大きく変わるだろう。
 
しかし絶対に長続きする事はない。
なぜなら部下は恐怖によって行動し、その行動の意味を深く考えたり、追求したりはしない。
そしてそのリーダーがいなくなったりすればたちまちその行動は消えるだろう。
 
私は元々相手が納得いくまで話して相手がやる気になってから行動するタイプである。
しかし時間が経ち、変化が見えてこないと自然と対応が優しくなくなったり、突っぱねたりしてしまうこともあった。
初めに伝えた事で本当はやり遂げてほしいのだがほとんどの人はそうはいかない。
はじめはやる気があっても、疲れてきたりやる気が落ちてきたり・・・結果的に自然消滅というパターンがあまりにも多い。
上司はそれを絶対に見逃してはいけないと思う。
それを見逃してしまえばその人が今後何かをやり遂げる事もなくなってしまう。
 
 
私の持論とこの本に書いてあったことがリンクしたので書いておくと、恐怖ではなく自発的に
行動するようになるにはリーダーが率先して動き、スタッフが動かなくても行動する事。
スタッフと自分を信じてやめないことである。
 
人を育てるというのは人をやる気にさせることである。
それも一過性のものでは無く、常に問いかけ続けてやる気を維持させてあげることが必要である。
その為にはリーダーの果てしない根気が必要。
 
最も大きな壁は自分の感情である
上に書いた根気もそうだが、伝える方も伝えてもらう方も、結局何かを成し遂げるには
自分との戦いになる。
浸透するまでやめないこと、あきらめないこと。
 
本当の戦略とは、皆が勝つ戦略である
自分一人が評価されたいのであれば、お店の売り上げだけを上げたいのであれば、リーダーのやりたい
ようにそれこそ駒を動かすようにチームを率いていけばいい。
そうではなくて、理想の形はそこにいる人全員でよくなり結果的にチームがよくなることである。
その為にはじめはあまり結果がでないかもしれないけれど、じっくりと浸透させていきたい。
皆で勝ちたいから。

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