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京都桂店
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写真分析57
投稿日:2012/12/16
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写真分析57
photo by Mr.Lee in shinmatsudo
24mm f3.2 iso800 1/60
構成要素
光:
被写体後ろから回ってくる自然光のみ。
窓から結構距離もあるため光が足りない可能性もあるが、この部屋全体が白く、
反射して回ってくる光が通常よりも多いので光量が補われるのと、被写体の動きによって
社長はシャッター速度を調節していて、被写体さえ動かなければ自分はぶれないというギリギリの
ところまで速度を稼いでいる。
フレーミング:
24mmは私が最も苦手な焦点距離で、使い方が難しい。
まずこの写真が広角でも変にならない理由は、被写体の顔の部分が
写真のだいたい真ん中にあることと、足を曲げている事。
広角である以上、画面の端にいけばいくほど歪むので、
顔とか歪んだらおかしいものが端にあると良くない写真になってしまう。
また、足がもし曲げていなくてまっすぐ伸ばしていたりしたら歪みによってすごくおおきくみえてしまったりする。
意図的であれば問題ないが、意図の無い場所でそうなってしまう場合は良い結果は生まれない。
続いてのポイントは『線』である。
社長の写真はいつも線が奇麗だが、まず左右の縦のライン。これが左のライトの部分や右の窓の格子と平行になっている。
これだけで安定感が生まれる。
改めて整理が重要だと感じさせる。
右の線に関しては左足ギリギリでトリミングされているので無駄なものが無い。
左下のとりかごのトリミングにも注目する。
別にとりかごを切らなくてもいいように感じるが、もしとりかごを切らずに入れていたら重心がとりかごに傾き、パッと見た瞬間のインパクトが人よりもとりかごにいってしまう恐れがある。
また、とりかごの左に隙間があると安定感も減ってしまう。
ポージング:
上にも書いたが、足を曲げているのが最大のポイント。
もしまっすぐだったら画角もかわっていただろうし、なにより広角の影響をたくさん受けていたと思う。
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