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Our story写真分析５８
投稿日:2012/12/16
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写真分析５８
構成要素
85mm f1.8 1/125 iso640
光：
左にある部屋のドアからの自然光。
顔にうまく光が当たるようにそっちをむいてもらっている。
また、そのドアからの自然光しか無いため被写体の前後と明暗差があり、より被写体が引き立っている。
フレーミング：
この写真の核心部分である。
一番のポイントは８５mmの単焦点レンズの特性を生かしている点。
８５mmの最大の長所はボケであり、被写体の前後に距離があることがメリットとなる。
その長所をフレーミングによってうまく活かしている。
まず基本となる「線」が縦のライン、横のラインときっちりそろっている。
また、下部の椅子の下に空白を作らないのもポイントで、もし空白があったらバランスを損ねていた。
右下の棚についてもラインがきちんとそろっていて、無駄な空白を埋める役割と前ボケの役割による
圧縮効果を生んでいる。
右上にある丸いインテリアも全てを入れてしまうと丸い為に写真の重心が上に傾いてしまうのでインテリアの
真ん中にある横線でうまくトリミングしている。
左も壁にそって平行を保っている。
ポージング：
イメージとしては明るい方を見て黄昏れている感じだと思う。
この構図を頭に描いていることもあって足をうえにあげてもらい、椅子の座る部分でトリミングできるようにしてある。
やってしまうパターンがその気づかいをせずにこの写真のようにトリミングをしてしまうこと。
そうすることで足が切られたような写真になり、完成度がぐっと落ちる。
この写真はこの写真を撮る為に作られた写真である。
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